CRUSHING THE HOLY TRINITY(FATHER) 収録曲 |
DIABOLUS ABSCONDITUS | この曲について発言 |
オムニバスに提供した、20分を超える大作曲。 タイトルの意味は「隠れたる悪魔」で、おそらくイザヤ書の「隠れたる神(Deus Absconditus)」に対応してる表現だと思います。曲的には腐肉と膿漿混じりのカオティックなリフ、アコースティックパートを含む複雑な曲展開とミニアルバム「KENOSE」の路線を踏襲しつつも、生きるのが嫌になるくらいの厭世メロディを注入したブラック…といった感じなんですが、ここまでの曲って滅多に聴けないのでは…特に最初のスローパートの、単なる繰り返しではなく形を変えながら蠢くようなリフの反復が神々しい気持ち悪さで、最高。 例えるなら、普通のブラックが神に牙を剥く曲だとしたら、この曲は神の観念自体を聴き手の中から消失させて、やがて訪れる自我の消滅という事実を突きつけ心底震え上がらせる…とかそういうレベルです。 多分オムニバスで5000円以上もするし、Deathspell Omegaはこの一曲しか入っていないので敬遠されている方も多いと思われますが、「KENOSE」が気に入った人ならこれだけで充分元は取れたと思うこと間違いなしです。他のバンドもかなり良かったし、このオムニバスは購入の価値大有りです!!社長も喜びますよ(笑) | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/ヘヴィ/ダーク/プログレッシヴ/デス ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
これはもう完全にプログレだよな。 曲展開は多く、中盤のアコースティックなパートが小休止な感じ。 相変わらず邪悪、でもこの曲に関しては邪悪さだけではない気がします。 この曲が収録されてるV.A盤のジャケとイメージが合う。 「kenose」とV.A提供の2曲とどういう順番でリリースされたか分からないけど、 この曲はまさにDEATHSPELL OMEGAの集大成的な曲だと思う。 個人的に「kenose Ⅱ」と同等くらい好き。 | カッコいい/ドラマティック/正統/メロディアス/ヘヴィ/ダーク/プログレッシヴ/デス/北欧 ★★★ |
カズチン |