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UNDER THE INFLUENCE / OVERKILL
メイデンッぽい正統路線とアンスラックス系のスラッシュが混在したアルバム。1,4,5は当時ハヤリのアメリカンスラッシュの典型のノリだし、3,7,9はモロ正統派狙ってます、みたいな曲。うがった見方をすると、どっちつかずでコウモリ的とも受け取れる。ただ全体を通して聴くと違和感なくオーバーキルらしいな、と思えるから不思議。これも彼ら独特の「勢い」の成せる業なのかも知れない。
今だ健在なので、これからも頑張って欲しいバンドのひとつですね。
1988年作である本作品から、OVERKILLの個性、音楽スタイルが確立したように思う。
それまでの作品とはどこが違うのか?
まず、D.D VERNIのベースの音が容易に聞き取れるほど、クリアで、ヘヴィな固めの音になったこと。これにより、多くのスラッシュ・ファンの支持を得て、音楽雑誌の人気投票などでも、ベーシストとしてランク・インするほどとなった。
次に、ギターの音が、よりスラッシーになり、より楽曲にメリハリがついたこと。
そして、BOBBY "BLITZ"ELLSWORTHのVoに、より表現力がついたことである。
こうして、OVERKILLの音楽が確立し、実に気持ちの良い作品に仕上がっている。
1st、2ndと較べてはじけるような勢いは若干減ったものの、その分切れ味が鋭くなった感じですね。
ローランDEATHさんの言われるように彼らの個性が明確に出てきたいいアルバムです。
中でもHELLO FROM THE GUTTERは超名曲ですよ。
3rdアルバム。
NYテイストな明るいというか、ノリ安い曲が多い…OVERKILLの持ち味が強く現れてる。
ギターリフもジャギジャギとしたキレ味鋭いスラッシーな感触になっていてグッド!
何度でも聴きたいアルバムであるが、個人的には後半がダレる・・・かな。
若干スラッシュ気味になってきた頃のアルバムです。
明るい曲でのはっちゃけぶりが素敵。
D.D.Verniのベースが硬くていいアクセントになってて良い感じ。
バンド名とは裏腹に楽しませる魅力が満載で、彼らがスラッシュに全身全霊ともいうべき掛けるこの躍動感…さすがはOVER KILL。豊潤である(個人的に)源、それは時折みせるIRON MAIDEN風音像の見え隠れ、↑でも挙げられてるようにその正統路線への試みが窺えるのは大きな魅力であり、それに調和するスラッシュの狂乱かつ絶妙なリズム、まさしくそのコントラストだと思う。それにしてもドラマー脱退という一大の悲劇から、よくぞ挫折せずに新ドラマーを迎え、さらに鋭くして強烈なサウンドを元に蘇ってみせてくれた、この3作目には感心。もはや彼らがどこへ行こうと何が起ころうと、スラッシュ然としたスタイルは何ら変わらないだろう。まさに再起した彼らスラッシャーによる、スラッシュへの頑固たる決意表明だから。信念を貫いたスラッシュ、素晴らしい。
OVERKILLと言えばこれでしょう
正統派メタルで味ありまくりです
①SHARED③HELLO FROM THE GUTTER④MAD GONE WORLD⑦END OF THE LINE⑨OVERKILLⅢ
名曲粒揃いです
個人的にはこの路線を続けて欲しかった
ボビー・ガスタフソン在籍時代の作品は、いずれも甲乙付け難い高い完成度を誇るが、その中でも、この'88年発表の3rdはマイ・ベスト。
攻撃的な硬派スラッシュ・メタルという基本はそのままに、楽曲のクオリティが急上昇。曲調にも幅/メリハリ/緩急が出て来て、
全9曲、捨て曲がないのは勿論、どの曲も非常にキャッチーで、聴いてると勝手に体が動き出す衝動的エネルギーに満ち溢れている。
中でも、高速ロックンロール・スラッシュ③“HELLO FROM THE GUTTER"と、スラッシュ版IRON MAIDENといった趣の
ドラマチックな⑦“END OF THE LINE"は、従来にはなかったタイプの異色曲ながら、2曲とも完全にOVERKILL色に染め上げられていて
違和感は全くなし。どころか、どちらもアルバム前半と後半のハイライト・チューンの役割を果たしている。
金属的艶を感じさせるボビー・ブリッツ・エルズワースのハイテンションなVo、縦横無尽に動き回り、楽曲を牽引するD.D.ヴァーニのB、
アグレッシブ且つメロディックなソロをキメまくるボビー・ガスタフソンのGという、OVERKILLの三本柱が完璧に機能している、
彼らのカタログ中、最もスラッシュ・メタル色が強く出た1枚。
OVERKILLの最高傑作
1stが元気一杯路線、2ndが正統派路線ときて本作はキャッチーな要素を取り入れて幅が広がった
そのため、聴きやすくて個性的な曲が殆どで捨て曲も見当たらない
特に①③④⑥⑦はお薦めです
個人的にはこの後のアルバムは本作を超えていないように思える
完璧だ、このアルバム!狂気をはらむヴォーカルと言い、バキバキのベースといい、
切れ味鋭いギターリフと言い、クレイジーなギターソロといい、涙ちょちょ切れそう
です・・・。この時点で正統派メタルの整合性・様式性とスラッシュメタルの攻撃性
を完全に融合・昇華させていた彼らに感服。これを何で聴いてなかったんだよ・・・
俺の馬鹿!2ndは聴いてたんだけどねぇ・・・(あれもなかなか良い作品だけど)
バラエティーの豊富さが1枚通しで聴けるポイントだと思うんですけど、
私的にはドラムの音のみが好みではないなぁ〜。
(彼らのアルバムの中で唯一)
でも、彼らのアルバム中トップクラスの完成度ですね。
4大バンドよりも彼らの方が実は優れているんでは?
みんなで2010年の新作買って応援しよう!
プログレ君 2010年2月17日(水)12時34分
3rdアルバム。名盤です。
THE YEARS OF DECAY に次ぐ名盤。彼らの個性がここで完成。
HELLO FROM THE GUTTER最高