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BLACK LIGHT SONATAS / MICHAEL LEE FIRKINS
相変わらずいいギターを聴かせてくれますね〜。素晴らしい。もはやギター仙人と言ってもいいんじゃ〜ないかな。
ファンク、ブルース、ジャズ、カントリー、ロックンロール、特に強いのはブルース。
非常に大人びてて、上品。非HRアルバムと言ってもいいかも。ロックギタリストって言うより明らかにブルースギタリストに近いし、その上カントリーギタリストとしてもかなりの腕前。比較的近いギタリストと言ったらジェフベック、ジミーペイジ位しか思いつかない。両者と比べれば上手い。両者をより上品にした感じかな。しかし味わいは両者以上かもしれません。上手い上に味がある。本当に凄いギターリストだ。
本作の特徴は3NDアルバム、4NDカヴァーアルバムの延長上という事か。
そこがもったいないな〜と思った。もっと色んな曲を聴きたかった。ギターが素晴らしいがだけに。惜しい。
それにしても渋い。渋過ぎる。マジで渋い。
個人的には、ロベン・フォードのアルバムに近くなってきたんじゃないかと思いました。
ただあれほど洗練はされておらず、もっとサザンロック寄りですね。
本人の声も、かなり南部の人を思わせる感じで、昔のザック・ワイルドみたいな歌声してます。
HRで近いのは、Jake E LeeのBadlandsですかね。
最近のJakeはクラシックロックのアルバムも出していますが、それより更に渋いです。
レイナード・スキナードみたいなリフもあり、カバー曲も古いところからもってきたり…。
ギターの音が素晴らしいと思います。ジャズギタリストのような音。ギターが本当に鳴り切っている印象です。
タイトル曲は、ベートーベンの月光をアレンジしたものだと思いますが、
この曲が本当に心に染み入りました。素晴らしい名演です。
来日して欲しいなぁ。