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GENIUS A ROCK OPERA - EPISODE.3 : THE FINAL SURPRISE / DANIELE LIVERANI
'07年発表の、3部作完結編です。多少強引な展開はあれど、物語は大団円を迎え、波乱万丈の10分間が無事終了。いやー、濃い作品です。
音楽的には相変わらずの出来栄えですが、主役のジーニアスが、マークからD.C.に変わってしまったのが残念。曲はとっくに出来てたんだから、先に録音しておけば良かったのに。
もちろんD.C.の歌唱力的には問題ないんですが、続きものなので、同じ声で堪能したかったです。
皮肉なことにROYAL HUNTのアルバムでは、正反対のメンバー・チェンジでこれまたコンセプト・アルバムの続きが……。
メロハーバンド、キメラのギターリスト、ダニエレ作の大作オペラが、やっと完結しました。出来としては、どれも甲乙付けがたいですが、この完結3作目が一番シンフォニックで、個人的にはボールズよりクーパーの方が好きなので、これかな。ただ、曲間に必ずある、ナレーションの声は要らなかったかな。物語的には必要なのかもしれないが、毎回だとね。。あとは、3作とも、物語優先で、メロディの作りが若干甘いかな。ダニエレのギターは良いんだけどね。5年間もかけたんだから、もうちょっと曲作りに力を入れて欲しかった。