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SILENCE / ROSICRUCIAN
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グラビア・アイドルばりにセクシー&ウェッティなメンバーの裏ジャケ写真が妙にイラっとくる(笑)、
スウェーデン出身の5人組が'92年に発表した1stアルバム。
ネオクラG、ピアノ、弦楽器、オペラVoといったクラシカルな要素を増強して、実験的且つユニークな
サウンドを構築した2nd『NO CAUSE FOR CEREBRATION』に比べると、本作で聴くことが出来るのは、
デス声に片足突っ込んだ悪声Voに、重たく湿ったGリフ、そして威勢のいい掛け声コーラスが、
デビュー作らしい荒々しさを伴って疾走する、比較的ストレートなスラッシュ・メタル。
と言っても、一筋縄では行かない曲展開とミステリアスな雰囲気を備えた楽曲等、次作で一層クローズアップ
される事となる風変わりなテイストも既に健在で、特に、寒々しくも異国情緒漂わすアコギから、
テクニカルな速弾きまで流麗にこなすツインGコンビは、本作の魅力の肝と言える程の存在感を発揮。
叙情的に始まり、激しくアップダウンを繰り返しながら盛り上がっていく③、疾走するエキゾチックな
メロディがどことなくARTILLERYを彷彿とさせる④、ピアノとGのバトル・パートが挿入された
(もしこれが生ピアノだったら失禁してたかもしらん)などは、ROSICRUCIAN屈指のキラー・チューン
のみならず、スラッシュ好きなら一度は聴いておいて損のない名曲。カッコイイっす。
キレに欠けるVoの歌唱とドタバタしたDsはマイナス材料ながら、2ndと甲乙付け難い魅力的な内容を誇る1枚。
寧ろストレートで判り易い分、こっちの方が好きだという人の方が多いかも。
火薬バカ一代 2010年6月21日(月)21時51分

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