CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
ARE YOU EXPERIENCED? / JIMI HENDRIX
一般的に彼(彼ら)の最高傑作は3rdと言われています。僕もそう思います。それはロックにおいて普遍的な魅力に満ち溢れているからです。しかしこのアルバムは、SLY&THE FAMILY STONEに触発されたファンク色豊かな3rdと違い、一番ロック(というカテゴリーじゃなく)していると思います。特に"Can You See Me"や"51st Anniversary"のような静と動の使い分けが非常に上手いのです。
マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフ、B.B.キングやバディ・ガイに代表されるシカゴブルーズやモダンブルーズの先代達による影響が最も出ているアルバムであると思います。
FREEやZEPPが好きな人は騙されたと思って1度聴いてみてください。
これから聴きました(笑)しかも、これ以外はベストだけです(苦笑)
聴いたきっかけは、「ロックギタリストなのにジミヘンも聴いてないなんて!!」という厳しい意見を友人から頂いたからです。で、さっそく聴いてみると、確かに良い。テクニックに関しては、そりゃデス・ブラック界にいる猛者の方が断然凄いんですが、直接心に訴えかけてくるものがありますね、彼のギターは。神格化され続けているのが良く分かりました。ロックギタリストなのに聴いてない人は聴きましょう(笑)で、コピりましょう。かなり色んなことを気付かせてくれるフレーズが出てきます。
ARE YOU EXPERIENCED? まさに、その名のとおりである。Jimiのデヴューアルバム。しかし、当時の時代背景&自身がプロデューサーではなかった為あらゆる制限がされていたであろうと思う。Jimiはこの時点で自分の持つ才能&アイデアの全てを見せていたのではなく、その"一片を見せたに過ぎないと思う。もし彼がプロデューサーで全てのイニシアティヴを持っていたなら、曲数も多く(多分2枚組?)、1つ1つの曲の様々な色や姿をもっと見せてくれただろうと思う。もし叶っていたなら、よく聞く"ロック史上最高のデヴューアルバム"と言う評価(これでも凄いが)と共に"音楽史上最高のアルバム"の一つに挙げられていたと思うのは私だけではないはず・・・
JIMI HENDRIX EXPERIENCEのデビューアルバム。1967年発表。
華々しくデビューを飾るアーティストは少なくないが,これほど衝撃的に,かつまた前代未聞のサウンドをデビューアルバムで展開したアーティストがいただろうか?
それほどジミ.ヘンドリクスという一人のアーティストがに与えた衝撃は根本的にそれまでの音楽界の理論を覆すものであった。
このアルバムの録音時期は1966年暮から1967年の前半にかけてであるが当時のジミにはそれこそすさまじいほどのアイデアと創作意欲が溢れんばかりに沸いていたに違いない。
それを物語るようにこのアルバムに含まれている曲そのものすべてが現在においても光り輝き続けている。
まさに天才が発表した劇的なデビューアルバムである。
恐ろしいモンスターを世に送り出してしまった…。
ジミ・ヘンドリックス、そしてこのアルバムから始まる彼の音楽は、
ロックだけでなく多方面に影響を与えることとなってしまう大事件!
某番組ではないが、彼の登場は"その時歴史が動いた"と言ってしまっても過言ではない!
この後にもっと「ジミらしさ?」がふんだんに盛り込まれた作品が登場するので、
このアルバムは彼の音楽の雛型とも言うべき位置付けとなるが、
彼の音楽へのアプローチや拘りは今作から既に垣間見える事ができる☆
また、有名な曲も数多く、聴き応えの方も言うまでもなく良いので、
まだ聴いた事の無い方は『経験しておくべき』だよ♪
初めてジミヘンを聞いたのが、今から25年前。そのころポリドールレコードだったと思うけど、ジミヘンのアルバムが一挙に再発売されて(たしか1枚1500円だったか)、高校生の自分にとっては、とーても高い買い物だったけど、レコード屋にお願いして毎月1枚づつ取り寄せしてもらって、1年以上かけて全部そろえました。それから大学4年間と、社会人になっての4年間位、毎日ジミヘンを聞いてた。なんかもうジミヘンの霊が取り憑いたと言うか、24時間あたまの中で、ジミヘンのフレーズが鳴っているって感じ。良くフィルムコンサートにもいったけど(渋谷、新宿が多かった)、画面の中で一曲終わるたびに、観客みんな拍手。あーなんかオレみたいに取り憑かれてる人がほかにもいるんだーって感じだった。当然ギターをコピーしたけど、音を聞いただけではコピーできない。譜面を買って来て練習すると、近い音は出せるが、完全にはコピーできない。それにジミヘンってなんか親指がやたら長くて、その親指を使って弦を押さえたりするから、コード弾くのもまね出来ない部分がある。結婚して、やっとジミヘンの霊が離れて、すこし普通の生活に戻ったけど、2年前に仕事でシカゴに行ったときに、ジャズやブルースの生演奏の店がやたら多いところなんだけど、そこで、やはりジミヘンの曲を黒人がやっている。嬉しくてやたらと拍手していたら、日本人にもわかるやつがいるぞって感じでした。最近、パソコンでMP3ファイルを再生して気軽に音楽がきけるようになったので、また少しジミヘンを聞き出した。でも当時もっていた海賊版のレコードをもう一回聞きたいと思う。売ったり、無くしたりで今は残っていない。ほとんどライブの海賊版だけど、ジミヘンはやっぱりライブがすごいと思う。1人でありながら、3人分くらいの仕事をしている。以外と評価されてないけど、ジミヘンは歌もカッコいいと思う。バイバイ。
ジミヘンの作品持ってないっていうメタルファンは意外といるんじゃないかと思う。事実、こんなに書き込み少ないし。
ウッドストックのライブ映像観た時は、余りの凄さに震えた。あれは絶対何かに取り憑かれてるよ。
映像作品ならすぐにでも凄さは伝わると思うけど、CDならとりあえず、代表曲が沢山入った本作(1st)を聴いてみるといい。最初は良さが分からなくても、そのうち「最高」っていうことが自然と分かるはずだから。
まさに歴史的名盤。とにかくジミヘンの魂が迸りまくり。当時はこんなにハードでサイケデリックな音楽はなかったそうですから、みんな度肝を抜かれたことでしょう。できれば、メタルやロックを知らない真っ白な状態から聴きたい!
メタルな歪み方をしたギターに慣れてしまうと、こういう音の魅力に気づきにくくなってしまうかも。自分もそうでした。
体の、指の動くままに弾いてる感じがしてかっこいい。歌も然り。
やっと素晴らしさに気付いた。ってかこれが大絶賛される理由も遂に分かった。
これが分からなかったとか自分はまだまだ甘かったね。
ポップなブルーズ?ポップじゃないか。
メロディがキャッチーやし、ヴォーカルも良い!
ってか何やってもカッコイイジミヘンに乾杯w
これってベスト盤?って雰囲気もある。
まぁ『スマッシュヒッツ』アルバムから
拾われた曲を含めてるから当たり前。
ゴチャゴチャいう気はないけど、買って
聞いてみて欲しい。彼のアルバムは海賊
盤含めて、どれもこれもなんらかの煌き
があるから、これじゃなくてもよいけど。
とにかく彼を『経験』してみて欲しい。
もちろんバックの演奏や彼自身の好不調
の問題はあるがそんなこたあ関係ない。
とっても貴重な存在だって事が、いつか
はどこかで判ることでしょう。
ギターだけじゃなくて音像やストーリー
的世界観や宇宙が無限に広がってます。
ギタリストじゃなくて、ミュージシャン
アーティスト、そして型に嵌める訳じゃ
ないが真のブルースマンだと思う。
ジミヘンのようにギターを燃やすような真似はしない。今の俺は、既に炎に包まれている
キッコリー 2006年8月10日(木)11時20分
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.129 ★
初っ端からPurple Haze。
衝撃のデビューアルバムとはこのアルバムの事である。
これだけスゴイギターテクニックと異次元の作曲能力を備えているのに、どの曲もキャッチーで聴きやすいのがスゴイ。
彼は宇宙人です。
リズム隊の音は少々古くささを感じる(そこがいいんだけど)が、ジミに負けてない。
トリオバンドの指標であり究極。
ポップの王様がビートルズなら、ロックの王様はこの人。
ジミヘンを初めて聴いてから10年位経った。
あれから色々聴いてきたけど、やっぱりジミヘンは他のミュージシャン達とは明らかに違う。
存在も伝説も演奏も歌唱も、とにかく他の人達とは別で考える以外に無い。
技術的な事はよく分からない自分ですら、そういうイメージを直感的に抱いてしまったアルバム。
最初に聴いたのは『ELECTRIC LADYLAND』の方だったのですが、メタルを聴き慣れた耳にはどうにも退屈に聴こえ、どうしても途中で寝てしまい、しばらく聴くこともなくなっていました。
何年か経って、この1stのデジタル・リマスター盤が低価格で限定生産されたのを機会に再チャレンジし、やっと魅力を感じられるようになりました。
大音量で聴くと、かなりヘヴィで、気持ちいいです。ライヴの迫力には及ばないまでも、十分に刺激的。
まあ正直、メタルはまりたての血気盛んな時期に聴いてもつまんなかっただろうから、ちょっと年取って丸くなってから聴くと丁度良いのかな。発表当時は、もちろん超過激だったんでしょうけど。
ジミヘンに触れるにはまずこれから。
デビューアルバムだが、多くの代表曲が収録されている。
多少古臭さも感じるが、ロックギターの歴史を語る上では外せない作品。
また、ドラムのミッチ・ミッチェルのプレイもいい。
あらゆる意味で真のクリエイターでありイノベイターであるジミ。
何故あんな曲が作れたのか?何故あんなプレイができたのか?
聴いた後は、分析的になる前に、ただただ茫然自失の体に陥るのみ。
クラプトンやベックが嫉妬に狂ったという話も頷ける。
当時に於いて、彼がどれほど先鋭的だったか、革新的だったかは同時代の
音楽を聴いてみれば一聴瞭然。
メタル者には関心が薄いかもしれないが、ロックを愛する者なら「体験」すべし。
はっちゃん 2009年5月30日(土)19時54分