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TYR / BLACK SABBATH
誰も書かないから書いちゃうヨン(笑)。
このアルバムはなかなかですよ。初期サバスの怪しい雰囲気と様式美の融合って感じで。それと2曲目の「The Lawmaker」は疾走感抜群な超名曲です。サバスの曲の中で一番好きです、ってまたコアなファンから怒られそう(笑)。
90点。
僕もこのアルバムは好きですよ。Tony Martinはもっと評価されて
もいいと思うんだけどなあ。良い楽曲が目白押しですよね。
僕はひねくれモンだから、Ian Gillan、Ronnie Dio、Glenn Hughes
などがいたSabbathが好きなんです。これまたコアなファンからどつ
かれそうですが。
俺はこのアルバムが一番だと思うけど。何と言ってもANNO MUNDIが
最高じゃない?あのイントロ、あのコーラス、あのリフ、ソロ!
ちょっとこれより良い曲はないんじゃないの?って位俺にとっては完璧!
JERUSALEMやFEELS GOOD TO MEも最高だし、とにかく威厳があるね。
あのリヴァーヴかかりまくりな所が緊張感あって素晴らしい!
ただ、駄曲が入ってるのがちょっと邪魔かな?
僕もANNO MUNDIは最高の曲だと思います。この一曲にHR/HMの魅力が凝縮されているといっても過言ではないと思います。
↑すぐ上のお二人のご意見に大賛成!
AMGなどを見るに海外ではあまり高く評価されていないようですが、BLACK SABBATHで3枚挙げるとすれば、個人的には間違いなくその1つに入るアルバム。文句無く感動できるし、アルバム全体から醸し出される雰囲気からは高貴ささえ感じさせます。何故この名盤が、国内廃盤状態にあるのか!?
皆さんのおっしゃる通り!!
ワタクシも声を大にして言ってしまいます!
BLACK SABBATHのアルバムの中で1番かっこいいと思います!
トニー・マーティンってやっぱり歌上手いですよねー。最近何やってるんでしょう。さっぱり名前聞かなくなりましたね。
個人的には⑤〜⑥〜⑦の流れがすごい好きです。これがオープニングでも良かった。ロニーもいいけどSABBATH内限定であればトニーに軍配があがります。
最近やっと聴きましたがいいですね、これは。全曲かっこいいですよ。
やっぱり僕はサバスではロニー以降が好きですねぇ。オジー時代も嫌いじゃないんですが。こんなんじゃ僕はサバスファンとは言えないのかな?
個人的はこのアルバム出たときに、「この様式美、荘厳な雰囲気は数あるHR/HMの中で傑出している。でもSABBATHの古くからのファンには受けがよくないだろおうなぁ。」と思ったものです。。ProduceはTony Iomi自身がやってるけど、Martin Birch風に非常によく作りこまれた芸術品で最高です。ぜひご賞味を!
akira 2002年7月14日(日)13時24分
北欧神話のコンセプトを持ってきたら、嘘みたいにはまってしまった一枚。
(アルバムでは)歌えて、音階も広いボーカルと、アイオミのバッキングワークに、ニールがタイトにリズムを支え、コージーのドラムが曲のレベルを数段上に押し上げる。
頭4曲は一気に聴ける構成も見事。欲を言えば、最後にもう一曲大曲があれば超名盤になったのだが....
最大の貢献はコージーのドラマティックなドラム。
STARGAZOR,LOST IN HOLLYWOOD,HEADLESS CROSSなどドラムのイントロだけで数々の名曲を作ってきたが、ここでもTHE LAW MAKERという名曲を作ってしまった。
もちろん、それ以外のANNO MUNDIやTHE SABBATH STONEなどの盛り上がりも
コージー無くしてはあり得ない。
好きなアルバムです。ニール・マーレイのベースプレイは他のHR/HMバンドのベーシストのセンスでは作れないラインです(やはりジャズロック畑出身という感じ)。ギーザーのフレーズが聴く者の意識にダイレクトに飛び込んでくるリードギター的なかっこよさだとするとニールのフレーズは無意識のうちに耳(体)に入り込んで反面、油断している隙に恐るべきフレージングを展開している。特にValhallaでのプレイは最高にかっこいい。
トニーマーティンは歌が上手いですね。
力強いVoで様式的楽曲の魅力を一層引き立てていると思います。
ロニーディオとデビッドカヴァデールを足して2で割った様な声で迫力があります。
しかしこのアルバム初めて聴いた時は、初期と比較して豪く「毒」が抜けたなぁ、と感じましたが・・・。
2、4、9曲目とかが好きです。特に9曲目のコージーのdsは感動必至ですよ!
SABSは全部好きじゃ!でもTYRが一番好きじゃ!
全曲、全編聴き所の荒らし!中でもTHE SABBATH STONESは「完璧な1曲」。
ヘヴィネス、ドラマ、メロディ総てが最高級で共存してて、メンバー全員の個性が融合してる。
奇跡の1枚!
これだからCOZYなのです。
このアルバム、オジー時代はもちろんのこと、その後のメロディアス路線の中でも、かなり浮いてる作品だと思いません?いい意味でですけど..。プロデュースが関係してるんだろうけどアルバム全体に厳粛な統一感があり、各曲の方向性も明確に同じ方を向いてる。もちろん一番大事な曲も素晴らしい!
ドラマティックさだけではたいして評価しないんですがここまでやってくれるなら話は別。
ヘヴィだしアグレッシブだしこのアルバムは大好きです。
トニーって歌うまいなー。
似てるといわれてるけどディオよりも透明感があってこういう曲にはトニーのほうが合ってると思う。
かなり良い。様式美の名盤。
全曲が荘厳な雰囲気に包まれ、歌詞は神話をベースにしている。
一曲飛びぬけて良い曲があるわけではない。が、全曲がかなり高い水準の楽曲である。
なんで国内廃盤なのかが分からない…
1曲目は名曲だと思う。曲もさることながら、コージーのドラムがとてもかっこいい!
全体的に夜の雰囲気で非常にドラマティックで荘厳である。
個人的にはトニー時代が好きだな。BLACK SABBATHではこのアルバムを一番聴いたかも。
最高です。「サバス」と言うよりも「レインボウ」!でも勿論「サバス」です。間違いなく。ドラムがコージーだとどうしても「レインボウ」の面影がありんですよね。しかしアイオミ先生はこんな究極の様式美メタルも出来たんですね。実はオリジナルサバスの狂気的な信者なのですが、このアルバムが出た時本当に死ぬほど聴きました!何処かに「キャッチザレインボウ」や「スターゲイザー」の面影がちらついていたのかもしれませんが、やっぱりリッチーとは根本的に違うアイオミ大先生の曲はすばらしいと思います。トニーマーティンの歌がまた良い!この人、究極のブリティッシュヴォイスですよね。本当に「歌える」人だと思います。まあ良いんです、オジーは神で唯一神ですから(笑)かってな想像で恐縮ですが「スカイピア」に行ってしまったコージー、そしてトニーマーティン、イアンギラン等、皆アイオミ先生と仕事が出来て本当に良かったと思っているのではないでしょうか。オジーはVoとして驚異的なGuを発掘して来ましたがアイオミ先生は驚異的なVoと仕事をしてきました。でもお互い最も尊敬し認め合えるのはオジーでありアイオミなのではないでしょうか!!!しまった、また本題から反れてしまいましたが、「ティール」はレインボウを凌ぐ様式美アルバムです。これ、ロニーが歌ったらどうなってたかな?フフフフフフ、、、
いいアルバムだ。
2曲目,「ローーーーーメイーッカァーーー」って
トニーマーティンにしびれます。
非常にドラマティックな作品。
奇跡に近い出来…と言うと言いすぎな気がするようなしないような…。
アルバム全体で統一感があって良いです。
収録曲全てが名曲の完璧な作品。
いや〜、本当素晴らしい。最高。
しかし、なぜ国内盤廃盤なんでしょう?
因みに、自分は良さがわかるまで時間がかかりました。
コージーが2作続けてサバスにいることが当時は凄いことだと思いました。
アイオミ師匠のネチッコイギターとコージーの重いドラムが絶妙ですね。
来日公演ではドラムソロはなかったもののコージーのリアクションはかっこよすぎました。
前作ヘッドレスクロスで完成形を見た(と勝手に思っている)様式美サバス路線。ここでも他の追随を許さない最高級の様式美サウンドが聴ける。とにかく楽曲がイイ。若干前作よりもキレイに、そして暗くなったかも。
トニーマーティン加入後の『THE ETERNAL IDOL』『HEADLESS CROSS』『TYR』はどれも素晴らしいですが、特にこれは好きですね。特に「THE LAWMAKER」のようなアグレッシヴな名曲が収録されているのがポイント高いですね。
初期やギラン時代のおどろおどろしいサバスもいいけど、トニー時代の様式美サバスも良いっすね〜。『THE ETERNAL IDOL』『HEADLESS CROSS』と合わせて聴いて!と思う。
このアルバム。捨て曲ないですよ〜 すべてにおいてレインボー+ブラックサバスですから。なんていうかヘヴィメタルのおいしいとこすべてもってるという感じがします。歌よし、ギターよし、音源もしょぼくなく瑞々しいなかにコージーのドラムが炸裂するというなんというかブリティッシュヘヴィメタル最高!とおもう1枚 これが廃盤とは・・
個人的にサバスの3本指にはいると思う。無駄が一切無い。収録曲のバランスも良し。
凄い名作!エターナルからTryまでの3枚は、まさに黄金の3部作。
(おまけでセブン・スターもいいよ。でもやはりボーカルはマーティンが最高に上手い)
一切の捨て曲なし!!初めて聴いたTHE LAWMAKERにぶっ飛びましたが、最初から最後まで素晴らしい。実は個人的にはロニー時代のアルバムより大好きなんですよね。
TYRって、「Born Again」以降では1番評価高いですね。
で、「聴かず嫌い」と言われたくないので、チョットしっかり聴いてみました。
アルバムを通して「アイオミが来たー」って感じたのは「①のチルドレン・オヴ・ザ・シー」
のような頭と「②のソロ」位でした。特に②は人気あるようですが、あのギターフレーズは
「アイオミ」には弾いてほしくなかったですねー。まるで・・・・・です。残念。
⑧は曲だけ聴いていれば、チョットしたバラードですが、ビデオはサバスというバンドとしては
最悪です。恋愛のもつれのようなストーリーで、ギターソロでは「アイオミ」がクルクルと回り
ながら弾く姿はまるでピエロです。(涙)
結果として、このアルバムは「トニー・アイオミ バンド」の「良質のH/Mアルバム」って
感じです。楽曲的には何回聴いていて飽きてしまいますが、「Headless Cross」の方が「ブラ
ック・サバス」を意識しているかもしれません。
音的には元々硬目の音がミックスでウェット気味になって、聴きやすいバランスになっていて
良いのではないでしょうか。 しかし、②を聴いた後は必ず「キルザ・キング」を聴いてしう
んだな。ツイね。
0フレット 2004年10月25日(月)2時52分
前作の様式美路線を引き継いだ作品ですが、
毒気が薄くてへヴィさもやや欠けるような気がしました(そのお陰で気軽に聴けるけど)。
とはいえ②③⑨の出来は素晴らしいし、⑤⑥⑦の流れはもう完璧としか言いようがありません。
サバスらしさという点では微妙ですが、様式美アルバムとしてはかなりの名盤。
ら〜しょん 2004年11月23日(火)11時21分
私がオリジナルサバスに何の思い入れもないのは、
「Heaven And Hell」と「Born Again」、そしてこの「Tyr」のせいです。
だってこの3枚は曲が素晴らしすぎますから・・・。
オリジナルもそれはそれでいいんですけど、やはり個人的にはこの3枚の完成度には勝ててない気がするなぁ。
特にこのアルバムは、空気から曲から何から何まで、ため息が出るくらい完璧ですね。
出た当初、物凄く評価が高かった。だけど、一つのレビューに「BLACK SABBATHがこんなに「弱く」なっていいのか?」というのがあった。
で、実際聴いてみると、楽曲の充実はたまらなく凄く、捨て曲もなく、友人も物凄く評価していた。が、やはり、これはBLACK SABBATHのアルバムとしては、やり過ぎの感がどうしてもある。実際、「DEHUMANIZER」が出た時に、これだ!と思ってしまった人間であり、もしも、「DEHUMANIZER」の音でこのアルバムを作っていたら、「THE ETERNAL IDOL」の音でこれを作っていたら、もっと違っていただろうと思う。
楽曲が良過ぎるため、本当にもったいない。問題作だと思う。
とにかく完成度が高い。
プロダクションは少々弱いが楽曲の質は物凄くいい。
聴けば聴くほど味が出る名盤。
実はすごく評価の分かれる、賛否両論アルバムだったんですね。
ここまで賛否が熱く語られるのは、
他ならぬブラックサバスマニアの耳が集まっているからでしょうね。
●●あたりのファンだったら賛否はこうも分かれないでしょうに。
前作のヘッドレスクロスは名アルバムだったが、次作になるこのアルバムTYRもまた名アルバムだ。もう単純に曲がいい。気持ちいい。に尽きる。前作より曲のスケール感は大きい感じになったように感じたがメロディは若干弱くなったようにも感じました。
もうブラックサバスと言うより完全に他のバンドと言っていい位ですね〜。このアルバムを聴くとこのアルバムの出た時代性が伝わってきます。WHITE SNAKE、DEF LEPARDあたりの影響がまじまじと感じられる。トニーの歌声もデヴィカバを彷彿させる部分も多いし。
ということでブラックサバスというかホワイトサバスというバンド名に変えればよかった。トニー時代のツアーでの曲も70年代のサバスの曲が多かった様だし。トニーにオジー時代の曲を歌わせてもやっぱり違和感がありあり(誰が歌ってもそうだと思うけど)だし、トニー時代の曲を沢山聴きたいファンも多かっただろうし。
トニーサバスはやっぱりホワイトサバスと言う名が相応しい。「ブラック」じゃ〜無いんだよな〜。甘ったるさがある。ブラックコーヒーに砂糖とミルクを入れた感じか。飲み口のいいカフェオレになっている。個人的にはブラックもカフェオレもどっちもOKだけどね。カフェオレとして見ればかなり高品質でうまいカフェオレですよ。
ちなみにディオサバスは虹色のサバス。(デミタス)
ギランサバスは紫のサバス。(低糖)
そしてトニーサバスは白のサバス。(カフェオレ)
こんな感じか??
まーいろいろ色があって楽しめるのは間違いない。もちろんオリジナルサバスはブラック。ブラックを飲むつもりでカフェオレを飲んでしまい、吐き出すという事はあまりないが、その逆は有りえる。ブラックを飲んで吐き出してしまった方は是非このアルバムやヘッドレスクロス辺りを聴いてみてはいかがでしょう。
綺麗なアルバムです。
Sabbathらしさをどこに見出すかで評価の分かれるアルバム。
私は非常に間口の広い人間なので、この作品は『名作』だと思っています。
トニーは既にこの時点で、比較されるロニーよりも上手いんじゃないだろうか。
好みにもよりますが。
ライキチさんの様々なコーヒーでの例えは、正に言い得て妙ですね。
当然コーヒーはブラックが一番美味いわけですが、このカフェオレもただのカフェオレでは
ありません。アイオミスーパープロジェクトの味は超一級品です。これは美味い!
オジー以降のVoとしては、一番在籍が長いトニーマーティンのブリティッシュヴォイス
の伸びの良さと言ったら、聴いていて本当に気持ちが良い。常にブリティッシュハードの
王道を歩んできたニールマーレイ、コージーパウエルのリズム隊もヨダレが出るほど美味い
です。でトニーのGu、、昔の面影は皆無だがこれはこれで良い。いや素晴らしい!
何でこの人ってこんなに才能あるんでしょうか?凄まじい様式美サウンドの嵐だ。
この時点でアイオミはブラックモアを超えたと言っても過言ではないでしょう。
しかし全体的に北欧の古城に霧のリバーブがかかった様のサウンドだが、アイオミの粘りっ
こいリフにコージーのダイナミックなDrの絡みは極上のブリティッシュサウンドですね。
しかし濃過ぎるブラックコーヒーを飲んだ後、砂糖とミルクたっぷりのコーヒーは
ちょっと甘過ぎるか?でも胃には良いんでしょうね(笑)
1stのBlack Sabbathは本当に素晴らしいが、このアルバムだって素晴らしい!
特に1曲目や9曲目が素晴らしいと思った。これは初見なのでまだ変わる可能性も。
とりあえず、このアルバムはとても様式的で誠実で聴いてて落ち着けます。
すばらしいアルバムですね。
サバス最高傑作といってもいいと思います。
4曲目のTHE SABBATH STONESは名曲
前作 「HEADLESS CROSS」 と同一路線のアルバムですが 「HEADLESS〜」 より以上にコージー・パウエルの特質を活かした曲作りがなされています、が、そのため 「HEADLESS CROSS」 にはまだあったSABBATH独特のサウンドの重みや粘りがさらに希薄になってしまっているのが少々残念な所です。
"Anno Mundi" は最高ですが "The Lawmaker" や "Heaven In Black" はどうにもやりすぎに感じられて仕方がありません・・・。
ロニー・J・ディオがよくインタビューで 「コージーのドラムはSABBATHには合わない、私が叩いたほうがまだましだよ」 というコメントをしますがコージー参加のSABBATH作品を聴けばその意味が良く分かります。
とは言えそれも単に好みの問題で王道ハードロックとしての質は最高級、メロディー派の人なら絶対必聴!の作品でしょう。
夢想家・I 2005年3月20日(日)22時21分
壮厳なリフの Anno Mundi、ストレートな疾走曲 The Law Maker など、名曲揃い。
The Sabbath Stones は Black Sabbath をトニー・マーティン向けに作り直したようにも感じられる。
最後の Heaven in Black も最高。
もう、『最高』としか言いようが無いですわ。
無人島で一人で生活することを強いられて、「島に持ち込んでいいのは、アルバム1枚だけ」って言われたら、躊躇無くコレ選びますよ。
これだけツボを見事に突きまくるアルバムは今のところ他には知りません。
曲、演奏言う事無し。歌声は五臓六腑に染み渡ります。霞がかかったような音質もこの作風にドンピシャ。
最近、中古ですがようやく実物のCDを見つけました。宝です。
乱暴な言い方をすると、過去のサバス作品 (3rdとか4th) を鑑みれば「邪道」とも言えるアルバム 。(← 誤解しないでください)
しかしコレほど「様式美」に満ち溢れたHMアルバムもなかなかありません。
当時CDショップで初めてコレを聞いた時、速攻で店員さんに「このバンド、誰ですか ? 」と聴いてしまったくらいです。
(その時はまだ「THE ETERNAL IDOL」と「HEADLESS CROSS」は持っていませんでした)
てっきり北欧メタルかと・・・。まさかサバスとは思わなかったのでホントにビックリしたのを覚えています。
正にメロディアスHMの王道。
トニー・マーティン参加のサバスでは一番だと思います。
・・・もう一度デジタル・リマスターで日本盤再発してほしいなぁ。
コージーのドラムが最高。
サバスは暗いから嫌だと敬遠している人にこそ
聞かせたいアルバム
サバスの中で一番好きなアルバムです。
初期ファンの人に邪道だって言われそうだけど(笑)
発売から15年。
飽きずに今日もまた聴いております。
皆さん大絶賛の通り、文句のつけようのない大傑作。発売当時本当にハマったし、今聴いても当然素晴らしい(輸入盤安いですよ)
楽曲の素晴らしさといい、スケールの大きい音像、完璧な音質、各人の気迫に満ちた演奏などを考慮すると前作『ヘッドレス・クロス』を凌駕する、様式美サバスの最高傑作と言っていい。
特に二ール・マーレイとコージー・パウエルのリズム・セクションの凄さは北欧神話の神の如き迫力だ。これほどの音質でコージーのプレイを記録した作品は実は他にないのである。
トニー・マーティンのヴォーカルも当然素晴らしい。ディオも嫉妬するわな。
これを聴かなきゃ死ねないよ、HM/HRファンなら。
サバスはこのアルバムが一番。最初イングヴェイの作品かと思うぐらいシンフォニック(笑)トニーマーティンはイングヴェイと組んだらよい作品を作るだろうな・・・
トニー期のアルバム
良い点
・トニーの歌唱がロニーと似てる
・クセがなく聞きやすい
・曲構成がいい
・ドラムがコージー・パウエル
・コージーのサバス参加作ではこのアルバムでのドラミングが一番
悪い点
・トニーの歌唱がロニーと似てる(ロニー本人が「彼はモノマネ上手だったね」と言ったほど)
リアルで『HEADLESS CROSS』を聴いてヨイとしていながらも、
ついぞ最近まで聴き込んでいなかったので、じっくり仕事中に聴いてみた(<オイ)。
これもまたヨイ。まばらな個性派の4人が取り組んでいるのに
バンドとして成り立っていることだけ考えても奇跡だ。
プレイに関しては誰1人として新たに際立つことはない。
別にコージーだからといって極端にうるさいわけでもなく相変わらずのフレーズだし、
ニールだからといってブイブイしているわけでもなく、
マーティンも「うまいだろ」みたいな鼻につくようなところもないし、
アイオミはいつもどおりガリガリ・ペリペリ弾いてるままだし。
とにかく曲に対していかに有効なプレイを刻み付け、
バンド全体として曲を素晴らしく昇華させるかだけに焦点が当たっているからこそ、
作品として充実したものになっているだけのことだ。
方法論は『HEADLESS CROSS』も何等変わらない。
同じラインナップによる2枚目っつーことで、まっすぐ楽曲に注力できたんでしょう。
そういう意味ではこの後、このラインナップ存続による可能性を裏切られたのはイタイところだが、
とはいえ、その後存続してもぎりぎりあと1作は受け入れられても、
2作、3作と重ねることは自他共に難しいところと見受けられる。
方法論をコロコロ変える性格から考えても、おのずと長く続かず解体でしょう。
なのでこれはこれで『HEAVEN AND HELL』と同じく奇跡でよいのです。
1970年の『Paranoid』
1980年の『HEAVEN AND HELL』
1990年の『TYR』
10年おきの奇跡。1つの奇跡が10年、20年、それ以上も生きながらえる源になるわけだ。
2000年には何も残せなかったものの、次の奇跡は2010年か? 猶予はあと5年。
この奇跡をいくつ生み出すか・・・それがこのバンドが永遠に背負っている宿命でしょうな。
再発してくんねーかなぁ・・・・。
はっきし言って僕は、オジーがいた70年代より80年代以降の様式美的な方が好きで、その中でもこの、ト二ーアイオミ(g)、ト二ーマーティン(vo)、コージーパウエル(ds)、二ールマーレイ(b)、という最強ラインナップ ?で制作された本作が1番好き。
前作にひき続き全編で古代、中世の時代を題材とした楽曲群で構成されており、様式美HMの魅力がたっぷりつまった内容。
いまいち価少評価されがちのト二ーマーティンだけど、ディオほどのパワーは無いが、艶のある実に魅力的な声で個人的には、SABBATHの歴代(vo)の中では1番のお気に入り。
ファンタジーメタルの最高峰。「神話的」とか「叙事詩的」というのはまさにこのアルバムのためにある言葉。
仮に「もっともメタルらしいメタルは?」とアンケート取れば、確実にトップ10に入ってきそうなほど古典的な様式美サウンドですが、神話的なコンセプトを表現するための手段としてこのスタイルを最大限に生かしているのが本作のポイント。故にこれはHMファンのみならず、広く幻想的な音楽を愛する人々すべてに訴えかける懐の広さがあると思います。
この世界観はRPGではなく、本物の神話伝承とか叙事詩の世界。有史以前の北欧とかアングロサクソン侵入時代のブリテンを思わせるような、「歴史の重みと威厳」を感じさせます。ヴァイキングメタルの人たちが泣いて喜びそうな「伝説的で英雄的な」雰囲気と言えばよいのでしょうか。まるで「ニーベルンゲンの指輪」の世界です。
このタイプのサウンドの例にもれず、曲調自体はわりと地味。全体のイメージで聞かせる作品なので、最近のメロスピやシンフフォニックメタルに慣れている人だと、取っ掛かりが少ないように感じるかもしれません。疾走曲は一つだけで後はすべてミドル〰スローテンポ、達人ぞろいにも関わらず各パートとも雰囲気を作ることに専念していて、派手なメロディも華麗なシンフォニーもありません。
しかし、ストイックな作風に徹することからこそ生まれる、この厳粛で荘厳な空気は圧倒的です。どこか神秘的な懐かしさを感じさせる響きは、さながら「伝説に謡われる古き神々の住まう地」のBGMといった趣で、有無を言わせず聴き手を楽曲の世界へ引き込むような魔力があります。とりわけ通しで一曲と言っていい⑤⑥⑦の流れは究極クラスです。
この手の作風は音でヴィジョンを描けないと、コンセプト倒れに終わりかねないのですが、さすがはムード作りの達人トニー・アイオミ、そんな問題はらくらくクリアしてます。
面白いのは楽曲から受ける印象がほぼ完全にクラシックのそれで、いわゆる「ロックらしい」感覚がゼロに等しいこと。今作を聴いて、なぜメタル(正統系メタル)はロックよりクラシックに近い音楽と言われるのか、何となくわかりました。全体に非常に高邁で自己陶酔的な雰囲気が漂っています。こういう空気はメタラー人種にこそ大受けすること請け合いですが、いわゆる「ロック的なアティテュード」の音を愛好する向きには噴飯ものでしょう。後者の傾向の人には恐らく「嫌味な」「幼稚な」「趣味の悪い」ことこのうえない音に聴こえること間違いなし。まるで狙ったかのように、「おまえらはメタルのこういうところが嫌いなんだろう」とばかりに、メタル嫌いのロック系評論家が最も憎む悪のエレメントだけを取り出してギュッと濃縮したような感じです。実に素晴らしく挑発的。「オジーを捨てて様式に走ったSabbathなど……」と飽きもせずに語る、愚かな評論家どもを泣いて歯ぎしりさせるような会心作です。
コージーとニールが参加しているというだけで買ってしまいましたが、衝撃的でした。
様式美の極地へいってしまってます。
The Battle Of tyrからValhalaへの流れは圧巻としかいえません。
またコージーのドラムがすばらしい。涙モノです。
前作よりも吹雪いている印象のあるアルバムである。全てにおいてサバス時代の暗黒の土砂降りとは違い、寒い。とにかく寒いのである。しかもコージーがノってしまっているため、降っていなかった雪が突如として吹雪いてしまったのである。トニー・マーティンも然り。何せ「ヴァルハラ」だもんね。
皆さん、忘れてませんか?
このアルバムの荘厳な雰囲気は、
キーボードのジェフ・ニコルスも大いに貢献していると思います。
決して弾きまくりのキーボードではないのですが、
このさりげないキーボードこそが隠れたMVPだと思います。
トニー・マーティンのヴォーカルも完成の域に達したという感じですし,曲のクオリティ,配置などなど,彼の在籍時では最高のアルバムですね!
割と地味な位置づけになってるかと思いきや、再評価されつつあるみたいですね。
とはいえ国内廃盤ですが・・。
トニー=アイオミは正統派HRも書ける!ってわけで、実に聴きやすくコンパクトになったお上品な一枚になっています。
はっきりいってヤバ過ぎです。ここまでやるか!
これほどまでに壮大なアルバムを作るとは、いやはや・・・、この時のメンバーは凄いなぁ。
「Anno Mundi」や「The Sabbath Stones」や「The Law Maker」においては、ヴォーカル、演奏隊、
とにかく全てが大活躍しています。
そしてなんといっても「The Battle Of TYR」〜「Odin's Court」〜「Valhalla」までの流れ!!
これは凄過ぎる・・・。
もしこのアルバムを聴く機会があったら、絶対にその機会を逃してはなりません!
今じゃ国内廃盤、レンタルでもしなきゃ聴けないご時世ですから・・・。
↓人の意見は人それぞれ違います。だからそういう意見も参考になると思いますよ。
これは個人的な趣味の問題だと思うが、私としては本作にこれだ!というものは
感じなかった。
リアルタイムで当時輸入盤のLPで入手して、そして国内盤のCDまで買い直したが
全て2曲目のためだけのようなものだ。
上記評価の中で、北欧的というものがあったが、確かにそうだと思う。
実はその北欧系もゼロコーポがリリースしたアルバムはほとんど購入したが、
ほとんど手放した。残っているのは数枚程度だ。
中にはよく聴き込まなかったものがあったかもしれないが、私の趣味としては
無難なメロディが、淡々と流れる作品はどうも苦手だ。
本作は、一般的に名盤との誉れも高いため、手放さずにたまに聴き込んでいるが
やはり2曲目だけだ。これはもう作品の良し悪しではなく、好みに合う、合わない
の世界だと思う。よって、私の意見は参考にならないと思う。
ただ、レインボーとか、ロニーサバスの様式美を構築する要素して大きいのは、
そのロックンロールナンバーが入っていることだと勝手に思っている。
レインボーの1STしかり、2NDは DO YOU CLOSE YOUR EYES だし、3RD
は中4曲。HEAVEN AND HELLは、1曲目とWALK AWAYとなる。
そういう耳を奪うナンバーがないことも本作に魅力を感じない理由では
あるが、少なくともトニー時代の名曲であるTHE SHININGを超える曲は
ないと断言できる。
本作を聴いて、胸が苦しくなり、熱くなるものは何もなかった。
まぁ確かに良いアルバムですが。
それにしてもえらくメロディアスになったな〜
6〜7への流れが最高すぎ。
前作と今作は「様式美サバス」の極点でしょう。「様式美」を突き詰めて行き着いたアルバム。ともかく厳粛な冷たい空気が印象的。
トニーマーティンの声はこの路線としてはハマりすぎるほどにハマってます。アイオミの気品をたたえたギターも素晴らしい。
さすがに「様式美」といっても、ギターピロピロ、キーボードは鳴りまくりの音楽には決してならないですね。
リマスター再発望む。。
大・大・大名盤。サバスを「オジー時代+Heaven & Hell」と考えていた自分がいかに甘かったか気付かされました。
Bruce Dickinsonの「Chemical Wedding」、DIOの「Holy Diver」でも感じたんですけど、
スピードなんか必要ないんです。メロディがよければ、スピードなんて2の次なんです!
張り詰める緊張感が最高。やっぱシンフォニックアレンジなんてなくたって
「荘厳」な雰囲気を出すことはできるんですよ。偉大なロックミュージシャンの手にかかれば・・・
これは素晴らしい。
サバスの中では一番美しいアルバムだと思いますね。
こんなにこの地味なアルバムを愛する人々がいるとは、驚きです。レビュー多過ぎて全部拝見出来ませんでしたが、捨て曲なして、凄腕ミュージシャンが集まったこのアルバムは、自身の好きなHM/HRアルバムベスト10に絶対入ります。このアルバムで浮かぶのは、インギーがこのアルバムのトニーマーティンのヴォーカルを聞き(自分で購入して)バンドに誘った話を思い出しますが、実はこの時、コージーも(彼の中で個人的にはベストのプレイと思います。)ドラマーに迎えたいと思っていたに違いありません。(数年後に実現)それ程コージーのこのアルバムでのプレイは巣晴らし過ぎです。ドラムの素晴らしいアルバムが聴きたいと思えばこれか、バーン(イアンペイス)を引っ張り出します。
リフ・マスター、トニー・アイオミ先生大爆発!
頼むから再発してくれ・・・間違いなくサバスの最高傑作の一つなのに・・・
威風堂々とはこの事か時代のトレンドに流される事なく自らがしめした様式美路線を極めた名盤中の名盤です、北欧神話になぞられた歌詞のせいかコンセプトアルバム的な色合いが強く、彼らの音楽性との合致がよりドラマティックなイメージを抱かせ威厳に満ちた世界観をアピールします。より深みをましたサバスサウンドの新化は素晴らしく至高のレベルへと導いてくれる、コージー、ニール・マーレイのリズム隊の成熟したプレイに益々凄みをましたマーティンの説得力溢れる歌唱、リフマスターアイオミのメロディアスなプレイと全てが素晴らしく非の打ち所が無い名盤となっています、でもこのドラマ性に一番貢献しているのがKEYのジェフだと思いますがいかかでしょうか。国内廃盤と言う事実があまりに惜しい気がします、もはやこの手のサウンドにあまり関心が無い状況が寂しいですね。
様式美の権化のようなアルバム。
この透明感はトニーマーティンの声質によるところが大きいんじゃないかな。
もしディオが歌っていたら、より押しの強さを感じることはできるだろうが、
このアルバムに漂う「繊細さ」や「冷たい美しさ」は出せていないと思う。
「The Law Maker」が人気が高いようだけど、個人的には「Anno Mundi」。
前者を演れる(作れる)バンドは他にもあるが、後者はなかなかないよ。
「劇的なサバス」の頂点を極めたアルバム。
名盤の誉れ高き「HEAVEN AND HELL」と同等だった前作「HEADLESS CROSS」さえ、軽く凌駕してしまったのだ!
決して商業的に大成功したわけではないが、そのクオリティたるや「十年に1枚」と言って良いだろう。
全曲全パート、全ノートが聴き所だが、特筆しておきたいのはThe Sabbath Stonesだ。
本作を指して「サバスらしさがない」という意見があるが、この曲を聴いていないのだろうか?
サバスらしさの権化たるBlack Sabbath(曲の方)とWar Pigsを融合、正統進化させた「まさにサバス!」な超名曲ではないか。
そこに外連味をたっぷりと注入するのがコージー・パウエルだ。
ヘヴィでドゥーミィな曲を「ドラマ」に仕立て上げ、〆では重戦車のごときド迫力で極限まで盛り上げる。
この編成のライブでBlack SabbathやWar Pigsを聴けば、いかにこの曲と近いかがよく分かる。
ドゥームと様式美の理想的な融合。
決してレインボーではない。BLACK SABBATHなのだ!
いおっみ 2008年11月24日(月)16時45分
神聖な作品。
軽々しく評価することすらはばかられる
その目で見てきたのかと想像させる
神々しい神話の伝記
ヘッドホンで聴きながら寝付いて欲しい。
その日の夢で謁見出来る。
ネオクラシカルな質感を感じる。トニー・マーティンはウタメロを書くのがうまい。
サバス史上最も美しいアルバム。傑作です。
トニー・アイオミ(G)、トニー・マーティン(Vo)、コージー・パウエル(Ds)、二ール・マーレイ(B)、
ジェフ・ニコルズ(Key)という、個人的に最も思い入れのあるラインナップ(そしてオリジナル・メンバーにも
匹敵する強力な面子)によって制作された、'91年発表の15thアルバム。
前作『HEADLESS CROSS』に比べると、トニー・アイオミのGプレイがやや大人しいのと、リバーブ過多な音作りの影響か
ヘヴィネス、ダークネスに代表される「BLACK SABBATHらしさ」は若干薄まったとの印象を受けるが、その代わり、
ジェフ・ニコルズが奏でるKeyをこれまで以上に有効活用して、全体のアンサンブルと構築美重視で組み立てられた、
洗練と格調、それと北欧メタルにも通じる透明感を湛えた作風は、これまでのBLACK SABBATHの作品の中では
頭一つ飛び抜けてドラマティック。北欧神話を題材に取り上げたある種のコンセプト・アルバムという点も
楽曲のドラマ性底上げに大きく貢献しており、スケール感と荘厳さを兼ね備えた①、コージー必殺のドラミングが
炸裂するRAIBOW風味の疾走曲②、厳粛且つ劇的な④といった名曲や、本編のクライマックス足る、組曲形式で綴られる
壮大な⑤〜⑦の流れを聴くにつけ、本作はBLACK SABBATH云々以前に、単純に「英国様式美HMの名盤!」と
評価したくなる次第。勿論、BLACK SABBATHならではの魅力はしっかりと保持されてるわけだけど。
ああ、一度でいいからこのラインナップでのライブを見てみたかった・・・。
ドラマティック・美しい・感動的!
こんな様式美HR、俺は大好きでたまらないのだ!
『HEAVEN AND HELL』や、RAINBOWの『RISING』に負けないくらい荘厳で素晴らしいアルバムだと思う。
トニ—・マーティンは表現力が凄まじくあり、この世界観を見事に表していると思う。
コージーのドラムプレイも、威厳・迫力があって大きく貢献してる。
幕開けにふさわしい壮大な①"Anno Mundi"、カッコいい疾走曲②"The Law Maker"と、いきなりの超名曲連発で完全にヤラレル!
③"Jerusalem"・④"The Sabbath Stones"もさすがにそれらには劣るものの名曲だし、⑤"The Battle Of Tyr"〜⑥"Odin's Court"〜⑦"Valhalla"と組曲的に繋がるところも大きな聴きどころ。
哀愁バラードの⑧"Feels Good To Me"もアルバムの流れとして、とてもいい具合にハマっている。
⑨"Heaven In Black"はいい曲なんだが、せっかくの締めの1曲なんだからもっとスケールのでかい曲を置いて欲しかった気もするが、それは贅沢というやつでしょう。
こんなにも胸にグッとくる作品なのだから・・・。
これぞ究極の様式美メタル!強烈な冷気と荘厳さをはらむ本物の「北欧」メタル。
メタルの美しいところだけを構築した珠玉の一品。
今でも廃盤なのか?惜しいなぁ・・・。
前作の方が好きだけど、これも名盤なのは間違いない。1曲目ばかり聴いてしまうが。
サバスが珍しく北欧神話を題材に取り上げたコンセプチュアルなアルバムですね。
音質が軽いのが気がかりではありますが、こういう曲調はトニー マーティンってやっぱ適役ですな。
当時は、おっコージーが抜けずに2作連続で参加してるってのが話題でしたが、90年代のサバスとおっさんになってきたコージーの円熟したプレイの相性は良い!
コージーの音がスカスカです。
おまけにザートラなリバーブでむせ返ってます。
曲も…。
でもここは「勧めろ」「誉めろ」というサイトらしいので、
誉めときます。
TYRサイコー!
このTYRがこんなに上位とは… 少しビックリです。
私はT・マーティン好きだからここに書いているのですが。
バラエティにとんだ楽曲群をT・マーティンが活き活きと歌い上げている
所が特に素晴らしい。男コージーのドラムも2作連続の為か、ちょこっと
後ろに引いている感じ。アイオミのプレイは少しやりすぎの感もあるが。
いずれにしても非常に聞きやすい高品質な作品であるのは間違いない。
ちなみに私はTHE ETERNAL IDOL〜CROSS PURPOSESを含めた4枚から好みの曲
をMDに抜き出し愛聴しております。
★★★★☆