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TAMBU / TOTO
95年発表の9th。
前作がかなりロックの強い作品だったのに対して、AORサイドへの寄り戻しがあった感じ。
音像がシャープになったというか、いい意味での緊張感を感じ取ることができる。
TOTO特有のグルーヴ感は健在。
83P
はっきり言って傑作。
演奏、サウンド、楽曲全て良い。
大人のロックアルバム。
前作のギター中心からまた元のキーボード中心に戻った感じがありますね。
さすがに1995年発表ということもあり、メンバーも年を取ったため80年代のような華やかさや疾走感は薄れていますが、純粋にハードなAORという感じでとても良いです。落ち着いた曲はしっとり聴かせてくれるようになりました。
またドラムがサイモン・フィリップスに変わったこともあり、それまでに比べ明らかに叩き方が違いますね。サイモンのドラムはオーソドックスな中にも、決めるところはちゃんと手数の多さとシャープさで決めてくれます。この緩急の使い分けがサイモンの魅力ですね。「Drug Him To The Roof」のドラムなんて最高にクールだと思います。
何かのアドベンチャー映画のサントラのようなアルバムジャケットは何とかならなかったのか?、とは思いますが、内容は高品質ですし素晴らしい楽曲が素晴らしい演奏で聴ける好盤です。
「I Will Remember」良い。かなり良い。
アルバムの価値がこの曲の存在でグッと上がります。
AOR色が強いですがそれはそれで味があります。
ygele 2009年8月18日(火)17時57分