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NOTHING / MESHUGGAH
ちょい聴きでは、前作CHAOSPHERE で強烈なインパクトを与えた「どうやって覚えるの?」的、超変拍子が無く全体的にややスローになり、地味な印象でしたが...
聞き込むと「何じゃこりゃー!」な、内に向かって渦巻くようなネジれたような変拍子+リフ。スローになったのも、見せびらかすかの様な派手さではなく、『より重く、より人間の内面に向かって』を目指したからではないでしょうか。
まさに、究極を目指す者
わるあがき 2002年9月23日(月)23時26分
これ以上進むことができない地の果てに辿り着いた旅人は、どうやら今度は下へ下へと地中深くに掘り進んで行ったようだ。それを示すかのように今回のアルバムはさらに重く、暗く、遅くなっている。Fredrik、Marten共に今作では8弦ギターを導入、音域をさらに低くし、ベースレスにもした事でレイヤーの絶対数を減らし、より核となる部分を露にしたような印象を受けた。前作が正確無比で一切の感情を持たない完全に機械仕掛けの殺人マシンに例えるならば、今作は地中深くで餌を求め彷徨う生きた機械ナノマシンと言ったところか。インダストリアル的な要素を少し排除し、人間味が増したと言ってもよい。多少はストレートなビートにはなったものの、まだ普通の人間が叩き出せるようなレベルではない。
リフ構成は相変わらず完璧。前作と同じく何度聴いても全く飽きることが無い。 Fredrikのキ*ガイ的なソロも健在だ。次のアルバムが早くも待ち遠しい。地の底に落ちたら次は何処を目指すというのだろうか。
ってゆーかマジこいつら変態。
プログレッシブデスメタル!!シニックと並ぶ大物バンドです。
もう一曲目から「何だ、この分かりづらい拍は!!」ってな感じです。
まあ、好き嫌い分かれると思います、このバンドは。
正直俺はハマれません!!
でも、非常にいいバンドだとは思うので、ドリームシアターの変拍子が好きな
人は聴いてみるといいんではないでしょうか?
ここに既成概念を超えた音楽が存在している。
有り得ない。
有り得ない。
有り得ない。
有り得ない。
究極の精神状態を目指す漢達の進化はどこまでゆくのか?
聴く者の心臓をえぐるかのようにドッシリと響くサウンド。
不協和音の如きギターソロ。
悶絶級の変則的リズム。
こいつらの前じゃメトロノームもぶっ壊れる。
このスローな変拍子、初めて聴いたときは何故か何も感じなかった。
2回目に聴いたとき、このイカれたリズムを理解したせいか吐き気を催しました。
このバンドを聴くといかにそこらのデスメタルバンドがまともかと思います。
かなりゴッツイアルバムですが大好き。それぞれの曲にスピード差があんまりないので
慣れればドライブでもこれ聴きながら走れます。
でも慣れんと事故りそうですけど...
前作で見せたほどストレートな楽曲ではなく、2ndと3rdの間くらいの音っぽく感じる。
なんだかスローな曲にも興味を持ち始めたようであるが、個人的にそういうのはあまり面白く無い。
過去の作品が凄すぎただけに大きく期待をしてしまって、そう思うのかも知れないが
それでもウヨウヨいるプログレバンドから抜きん出た存在であることには変わりは無いと思います。
そういった意味では当然、このアルバムも"凄い"です。
このバンドがおかしいのはいつものことなので。
アートワークが綺麗ですねぇ。始めから買うことは決めていたのですが、ジャケ買いの色彩まで加わってしまいました。ただ、歌詞が書いてない(日本盤だと、ライナーがある付属ブックレットに刷られている)のは、難と言えば難。
重い。遅い。複雑。
3rd『Chaosphere』の曲では「Neurotica」「The Exquisite Machinery of Torture」に近いでしょうか。
楽器をやっているから巧ければ聴く、という人以外にどう薦めていいのか、とうとう分からない作品を作ってしまいました。あーあ。
それにしても、ライナーの中で、曲名はおろか曲の長さまでも間違って書かれているのはどうなのか。対訳が見事に間違っている場合(多いですよね)と同じく、こうした付属の文が価格に計上されているなら、是非とも返してもらいたいものです。
このアルバムを聴くときは座禅を組まざるを得ない。
覚醒!
2004年発表4thアルバム。
前作「CHAOSPHERE」からスピードが抜け落ち、リフもヘヴィというか這いつくばるようなウネウネしたものになり、明らかにこのアルバムは「スラッシュ・メタル」ではなくなったし、最早ヘヴィ・メタル・ファンに薦めるべきではないものだと思う。
拍子を無視しすぎの変態リフこそアイデンティティ、と悟った上で試みられているのは、内省的な感情が渦巻くだけ渦巻いて渦巻きっぱなしの「テクニカル・ドゥーム・トランス」、と言ってみる。私はこっちの方が好み。
私は前作と較べてリフの感触が「エモーショナルになった」と感じた。それは逆に機械的変拍子感覚が(メタルの格好良さでなく)背景になったと言え、曲毎の差異も薄くなってきた事も相まって、次作「CATCH 33」はドラム打ち込みアルバム全1曲という方向に進化、というのも頷けなくもないと思った。
このアルバムはリフ中毒者なら買いです。メタルでも他にはない独特なリフが目白押しです。
パッとする激しさはありませんがドラム&リズムギターのリズムが心地いいです。変拍子バンド好きなら是非。
個人的に、前作はストレートな作風で、ちょっと拍子抜けしましたが、
前作の反動か、これ聴きまくってましたね。
ギア比の違う歯車が、ギリギリかみ合ってて、最大公約数の所で重なって、どこかへ持ってかれる感じ。
気持ちいい。
出逢いはディスクユニオン新宿へヴィメタル館。
突如店内に鳴り響いたとある曲に一瞬にして撲殺され、店員に尋ねるなりそのまま現品購入。
まさに衝動買い。
こんなバンドがいたなんて。
ほんとに殴られてるような感覚に襲われます。
重く、豪快かつ歯切れの良い、キレのあるパンチです。
このバンドがおかしいのはいつものことなので。
アートワークが綺麗ですねぇ。始めから買うことは決めていたのですが、ジャケ買いの色彩まで加わってしまいました。ただ、歌詞が書いてない(日本盤だと、ライナーがある付属ブックレットに刷られている)のは、難と言えば難。
重い。遅い。複雑。
3rd『Chaosphere』の曲では「Neurotica」「The Exquisite Machinery of Torture」に近いでしょうか。
楽器をやっているから巧ければ聴く、という人以外にどう薦めていいのか、とうとう分からない作品を作ってしまいました。あーあ。
それにしても、ライナーの中で、曲名はおろか曲の長さまでも間違って書かれているのはどうなのか。対訳が見事に間違っている場合(多いですよね)と同じく、こうした付属の文が価格に計上されているなら、是非とも返してもらいたいものです。
追記:青(『Re-Nothing』とdiskには書いてある)買いました。
大分音が変わりました。ゾリゾリとした、もう見事に巨大な機械の印象。
vo.にもザラザラとしたエフェクトがかかり、MESHUGGAH史上最も無機的になったアルバム、
というべきか。
テンポが遅くなった(体感では「Stengah」からして顕著)効果もあり、リフの切れ目一発一発が
殺傷力のあるボディブローに変化。
これは重いメタルを好む人にも薦められる出来になりましたね。「有機的・内省的」な
原版(オレンジの)と、機械的・叙述的な青版。両方を聴く価値だって生まれた、と思う。
それから、オフィシャルで歌詞が載ったのも有難い。
あ、ぼくのやつはオレンジのですはい。
まさに鋼を具現化したサウンド。徹底して無機質だが、極めればかえって有機的に
聞こえるので不思議だ。それにしても人間のちっぽけな感傷や情念すらも飲み込んで
ひたすら圧倒的な鋼鉄の世界を創造していく彼らに敬意を表したい。
ここにある世界はまさに正気と狂気の分水嶺をひた走っている。C・ビーフハートの
「美は乱調にあり」の世界を思い起こさせる。またはトランス状態への誘いか。
よくWATCHTOWERやTHE DILLINGER ESCAPE PLANと比較されていたので本作を買って聴いて見ました。
え〜確かに複雑な楽曲ですがオレはあまりパッとしませんでした。リフは様々なリズムを刻んでますが動きが無いというか、全て同じポジションで弾いてるような感じでどの曲も同じに聞こえてしまいあまり面白くなかった(個人的にです)フュージョンのような要素も取り入れてると聞いていたのですが、あまりそれも見受けられなかった。弱冠取り入れられてましたけど。
テク的、変態的にはTHE DILLINGER ESCAPE PLANの方が上かな…と個人的に思いました。
発売から4年と少しですが未だに聴いてます。
ハッキリ言って半年寝かせるなり、最低数十回は聴かないと理解不能すぎる音です。
発売当時は「何これ?メシュガ終わったw」などと言ってました。
ファンの間でも「微妙」「かったるい」なんて書き込みをよく見たもんです。
しかし、気が付いたら「これは傑作」なんて話がでるようになったのは1,2年経ってからだったと思います。
自分もその頃には完全に中毒になってました。
こんな話をするとオタ向けのただただ小難しいだけの音楽じゃねーかって感じですが、
難しく考えないでください。
ただ何も考えずに聴けばいいんです。それだけでいいんです。
発売から4年と少しですが未だに聴いてます。
ハッキリ言って半年寝かせるなり、最低数十回は聴かないと理解不能すぎる音です。
発売当時は「何これ?メシュガ終わったw」などと言ってました。
ファンの間でも「微妙」「かったるい」なんて書き込みをよく見たもんです。
しかし、気が付いたら「これは傑作」なんて話がでるようになったのは1,2年経ってからだったと思います。
自分もその頃には完全に中毒になってました。
こんな話をするとオタ向けのただただ小難しいだけの音楽じゃねーかって感じですが、
難しく考えないでください。
ただ何も考えずに聴けばいいんです。それだけでいいんです。
私も発売からずっと聴いています。
いまでも1週間に最低5回は聴きとおします。
旧盤・リミックス盤あわせて通算1000回以上かな。
(個人的には、聖飢魔Ⅱ「The Outer Mission」、Miles Davis「Nefertiti」とならぶ究極の一枚です。)
リズム構造は完全に理解したのですが、いまだにコードワークには謎が多い。
本当に敷居が高い音楽だと思います。
(でも一生ものになりえますが)
4拍子でグルーヴできないのをごまかすために変拍子を使う、というのが嫌いなタイプにとっては、これほど心地よく浸れるものはないですね。
で、
非公式ファンサイト(お世話になってます)の掲示板などでけっこう間違いをもっともらしく言ってしまってまして、誤解と混乱を招いてしまっているはずです。
申し訳ないです。
少しづつですが、ここの掲示板のほうにでも、「正解」を書いていくことでおわびをしたいと思います。
それにしても
「ただ何も考えずに聴けばいい」
というのには完全に同意します。
本当にそれだけでいいんです、
初めて聴いたときの感想は・・・。
意味がわからない。
何が良いのかさっぱりわからないし、聴いてることが苦痛にすら感じた。
だが不思議なことに聴きこむとどんどんはまっていく。
妙に癖のある難解な楽曲が、好奇心を高める薬となっている。
まさに唯一無二。
この音世界に引き込まれたらもう戻れない気がする。