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UNUSUAL HEAT / FOREIGNER
ルーグラム脱退後、ジョニーエドワーズにVoをスイッチした作品。ルーグラムに良く似た声質の持ち主で歌い方も似ている。それが裏目に出たのかどうかは知らないがセールス的に惨敗したらしい(全米117位)。
ドラムの音が前面に出ていて彼らのアルバムにしてはヘヴィな印象を受ける。全体的に曲が地味で後発のMR.ムーンライトと比べると完成度は低いように思う。
比較的印象に残るな曲は少なく③、⑧ぐらいである。
相変わらずのミックジョーンズ節は随所に聴かれるが今ひとつ的が絞りきれてないように思う。
MR.ムーンライトで耳にするメロディーが入っているがこのアルバムが母体になってるのかもしれない。
ジョニーエドワーズは結構いい声してる。ルーの方が、哀愁はあるが、ジョニーの声質は高域が良いので、気に入りました。ギターとドラムが前面に出ていて結構ハードな作品になっておりますが、これがハードロック好きの私にはマストであった。
'91年発表。全米117位...チャート成績は散々であった。
vo.の交代(ルー・グラム→ジョニー・エドワーズ)後の初作品。
しばらく振りに聴いてみたが、本作もなかなかの快心作だったんだなぁと実感した。
内容は、ギター・アルバムと発表当初から謳われていたように、
全編にヘヴィなリフとタイトで手堅いバッキングがちりばめられている。
スピード感、ドライブ感がないため落ち着いた感じがするものの、
ソリッドなハードロックアルバムと称することができる。
ただ、これまでの魅力であったキャッチー度、衝撃度が低いのがマイナス。
3、7、8の哀メロ路線では健在をみせるものの、
メロディ・メイカーのミック・ジョーンズの冴えもイマイチであったか。
セールスは散々であったが、個人的にはフォリナーで3本指に入る。初期のロックンロール路線が好きでなかったので、こういったメロハーAOR路線は気に入った。次作には一歩譲るものの、この作品も捨てたもんじゃないメロディーが詰まっている。それにしてもジョニーの歌い方は、ルーにそっくりだ。