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BLACK SABBATH / BLACK SABBATH
サバス1st。
ジャケットも最高ですが、1曲目のタイトルソングが最高!
雷の音に始まり、刻まれるリフはたったの3音で構成。この3つの単音とトリルを
挟むだけであんな気持ち悪いリフに仕立てたアイオミは天才。
他も聴き所は多く、ドゥームロックファンはとりあえず聴くべし。
すべてはここから始まった・・・・・。
HEAVY METALが地球上に生まれた歴史的瞬間である。
HEAVY METALという言葉が最初に使われたのは
ステッペンウルフの「BORN TO BE WILD」に向けてだったらしいが
HEAVY METALという衣を初めて身に付けたのは紛れも無くBLACK SABBATH。
本作にはBLACK SABBATHという記念すべきメタル誕生曲と
N.I.Bという初期サバス中最も美しい名曲が収録されている。
このアルバムのジャケットは恐らく世界で一番美しいジャケットだろう。
私もそうだが、サバスファンの多くはこう言う「行き着くところはやはり1stだ…」と。
よくサバスを聴き始める初心者には、2stか3stからのほうがいいとされるが、
私は“あえて"、1stのこのアルバムから聴け、と言いたい。
それが粋ってもんだよあんた。全てはここから始ったんだから。
コレ聴いて受付けないような感性の持ち主なのなら、サバスのファンを名乗るべからず。
この1stの素晴らしき沈美的世界観、美味し過ぎるよ‥‥。
サバスの名盤を一枚選べと言われれば、私は迷わずこの1st「黒い安息日」を選ぶだろう。
しかし直訳しただけの簡単な邦題だけど、なんともイイよね、大好き。ツボだな。
キーフによるアルバムジャケットもツボ、もちろん中身も大ツボ。
これ以上の名盤が他にあるとでもいうのだろうか‥‥。まさかね。
もうね、死にます、死ねます、シブ過ぎ…もうヤバイです…
これぞブラックサバスとでもいうべき魅力が超濃厚度に体験できる超傑作、超名盤…
最初から最後まで恐るべきブラックマジックパワーが漂うマジで危険な感じの作品…
ジャケをよーく見てご覧なさい…見てはいけないものがおびただしいほど見えます…
呪われますよ確実に。物好きな方は是非どうぞ。
黒魔術崇拝というヨーロッパならではの宗教的カラーをバンドのイメージとして取り入れたデビューアルバム。
こういったイメージ創りは現在のへヴィーメタルバンドに大きな影響を与えた。
ちなみに発売日が2月13日金曜日というのは偶然だったというのが凄い!
サバスの代名詞的アルバムです。
とにかく表現している世界観がダークです!
泥臭いといったら語弊があるかもしれませんが、このアルバムに措いてだけは
その言葉がしっくり来ます。
ジャケットも素晴らしいですね。
曲はどれも好きなので選びにくいですが、無理にでも選ぶとすればやはり
「黒い安息日」で。
もし俺が、1970年にバーミンガムにいて、2月13日(金)にこのアルバムを手に入していたら・・・。 その衝撃は想像もつかない。 ZEPともパープル、プログレとも違う、ヘヴィなサウンド。独創的なリフと個性的なボーカル。 元はブルースバンドだっただけに、時折覗かせるブルージーなところが他のアルバム以上に泥臭さを感じるのだろう。
現在のメタルシーンに与えた影響を考えると、このアルバムの持つ意味は計り知れない
ものがある。
イギリス盤のレコードのジャケットは開きになっていて、CDでは味わえないド迫力が
あり、正に俺の宝物だ!
びっくりするほど大胆なリフ、効果的なワウ、オジーのキモい声、いいですねえ。
13日の金曜日に発売とか黒魔術とかそういうたぐいの仕掛けが更に輪をかけて存在感を醸してマス。発売日の頃はまだガキでサバスの存在すら知らんかったが、その頃にコレ買ってたら多分狂信者になってたと思う。
確かにサバスは1stかもしれませんね。しっかし音良いです、変に凝ってないし本当にメンバー一人一人のやってる事がそのまんま伝わってきます。でもこの内容でこのジャケットでこのアルバムの発売日で、、笑っちゃうくらい完璧です!なんか聴きたくなってきたのでこのへんで。
エビフライ 2003年9月27日(土)23時39分
僕はサバス聞き始めたばかりです。で、このアルバムが初めてだけど、なんだこれ!!めっちゃかっこええー!!ジャケットも最高!アイオミ先生のギターいい!何かこういうの好き!
サバスもデビュー前は当時流行りのブルースロックをやっていたらしいけど、
これほどホワイトブルースを昇華させて別のジャンルの音楽を作ったってのが凄いと思います。
サバスはブルーズの影響ももちろんあるが、ジャズの影響が大!
アイオミも『ジャズを元にヘヴィな要素をくわえたいったらこんなサウンドになったんだよ…』と公言している。さらに指なジャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトをフェイヴァリットギタリストにあげてるし…(アイオミも指が欠損)。
アイオミ師匠はジャズなんだよ。そこが、他の同年代のハード系とちがうとこだね。
ジャズの出自が、独創的な音楽を創った・・。
ワシはそう理解してる。
泣きおやじ 2003年11月3日(月)19時45分
お!さすが泣きおやじさん、確かにジャンゴ・ラインハルトが好きだったとは聴いたことがありますよ。
他にもフラメンコ・ギターにも影響を受けたと言ってましたね。
「ラットサラダ」あたりがジャズっぽいですよね。あと「パストライブス」の「眠りのとばりの後に」のエンディングがいきなりジャズみたいになったりして。上記の方々の話し知ってますよ。確かアイオミ大先生が工場で働いておられた時に指先を切り落とされてしまってギターを断念しそうになられた。その頃あるジャズギタリストも指が無いのに素晴らしいプレイをしてると言う情報を入手されて自分で指先になんかオハメになり頑張られたと言う様な話ですよね。しかしどうなんでしょうね、指先の感覚が無いのにどうやってあんなにすばらしいプレイが出来るのでしょうか。フレットの押え方一つだけでも全然音変わっちゃいますよね。なんかランディローズとちょっとだぶっちゃうんですよ、確か彼は足が不自由でハデなアクションが出来ないからとにかくギタープレイで勝負するんだと、、何かハンディのある人って逆にスゴイ事をやっちゃうんでしょうね!まあ、あくまで結果論ですけど。
んーん。 もし普通に指があって、サバスがスタートしてたらどうなんでしょうね?
あった時代のプレイを聴く事が出来ないんで、想像もつきませんが・・・。
私はハンディがあったから、この「サバス」になったと思います。本来の技量は大差が無かった
としても、ハンディによって「リッチーやペイジやクラプトン」のようには弾くことが出来
ない。だから健常者が考える以上の「工夫!」を必要としたのではないでしょうか。
それが、「リフ」をはじめとした数々の「強烈なインパクト」を生み出したと思います。
「ブラック・サバス」のメイン・リフなんて初心者でも弾けますからね。
でも、ヘヴィロックの枠の中ではこのリフを越えたリフはありません。
そこが、テクだけでは無い、「曲」というものに対して、今でも勉強させてくれるんですよね。
ですね。ハンディがあってこそのサバスですかね。所で知人のギターリストが言っていたんですが、いわゆる「オープンD」って言うチューニングなんですが、これってアイオミ先生が発明したんでしょうか?今のメタルではあたりまえの様ですが、、、違ってたらスミマセン。でももしハンディの為の産物であったらスゴイ事だと思います。自分は弦楽器より鍵盤楽器の方が得意なもんでよく解らないんですよ(涙)まあパープル聴いてたのもジョンロードの驚異的なハモンドオルガンがあったからなんですけどね。脱線しますがレインボウの「シンスユービーゴーン」のメインリフはライブインジャパンの「レイジー」のイントロのオルガンソロの一部とそっくりなんですよ。リッチーはパクッたんですかね(笑)話は戻りますがサバスの曲ってシンプルなコード進行の曲もありますが、たまにとんでもない転調したり実は複雑な曲造りをしてますよね。あ〜だれかアイオミ先生のチューニング教えて!たぶん全部の曲じゃなくてたとえば「イントゥザヴォイド」がそのチューニングらしいのですが!
エビフライ 2003年11月9日(日)23時33分
ほうほう、「オープンD」ですね。
あまり知識は無いのですが、一応まだ現役なんで調べてみます。(今、LIVEから帰って
来たばかりなんですよ)
ただダウンチューニングの場合ブリッジのコマをいじれば、調整は出来ますが2音下げ4フレット
ダウンとなれば、感覚はもうデロデロでハイポジションのテンションは無くなります。低い音の
ブリブリ感は出ますけどね。普通でもこうなんですが、更にアイオミは指力を補うために細い
弦を使用していたと思います。現在は分かりませんが、少なくとも以前は2弦にも1弦と同じ
サイズの弦を使用していました。6弦は忘れましたが、間違いなく「042」以下です。
あと、これは間違いの無いところですが今は当たり前の「24フレットギター」の最初の発想は
アイオミです!当然、指力を補う為です。しかし、当時「24フレット」の作成に当たりギブソン
は門前払いでした。そこで、個人作成となり「マーチン・バーチ氏」の手による
十字架のポジションマーク&私のHネームでもある0フレット付き24フレットギター1号機が
誕生しました。丁度「リユニオン」では、オリジナルとギブソンのシグネイチャーモデルと
併用していますが、私からすれば「今更アイオミモデルかい」ってとこですね。(カッコわり
ーぃ)ちなみにこの時のチョット焼け焦げたようなオリジナルは3代目にあたります。
オット、長くなってしまいましたね。ではまた。
いやいや0フレット殿、十字架のポジションマークのギターの秘密が解りました。疲れているので「テクニカルエクスタシー」を聴いてから寝ます。それではまた。ちなみに「マーティン、バーチ氏」ってあの有名なプロデゥーサーの人ですか?
エビフライ 2003年11月10日(月)23時56分
「エビフライ」さんへ。
一般的チューニングは6弦開放が「E」ですから、1音ダウンの「D」音が6弦開放ですよね。
これは、ブルース系などで昔から使われていたようです。ストーンズのキースは「オープン
G」というのが有名ですけど、これは、6弦をはずした5本弦でチューニングも面倒だそうです。 アイオミが5本弦でプレイしているとは思えないので・・。私の回答はこんなとこです。
でも、「イントゥ。ザ・ヴォイド」が1音ダウンですか? モット低かったような気がします
が・・・・。チョット、コピーしてみよ。 ではー。
「エビフライ」さんへ。
大!大!訂正です。「マーチン」はPDでした。「ジョン・バーチ」の間違いでした。
0フレット殿、大変詳しい返答アリガトウございます。ところでテリーギーザーバトラー氏なんですが、本来はベーシストでは無くギターリストだったようですがなんであんなにものすごいベースが弾けるんでしょうね!サバスの影のリーダーでもあるバトラー氏の超ヘヴィーなベースプレイは最高です。しかもステージアクションはアイオミ先生よりずっとハデでカッコイイです。まさに「ミスターランニングベース」です。イエスのクリススクワイアーもそうですがベースギターってバンドの要ですよね。あとビルウォードのドラムですが聴いていると時々「今、スティック落としただろ?」みたいな所もあるんですがあの独特のタイム感がなんとも言えないですよね。本当に「上手い」と思います。オジー、トニー、ギーザー、ビル、よくもまあこんなスゴイ4人が集まったもんだとつくづく思います。「俺はリードドラムじゃない、トニーとギーザーのプレイに合わせてたたいていているんだ」byビルウォード。
エビフライ 2003年11月11日(火)12時3分
>「俺はリードドラムじゃない、トニーとギーザーのプレイに合わせてたたいていているんだ」byビルウォード。
( ´_ゝ`)フーン
ワードの、後のりドラムのわけがわかりました・・・。
泣きおやじ 2003年11月11日(火)20時50分
ここでちょっと質問なんですが「サバス」だけに限らずミュージシャンと薬ってお約束の関係ですよね。でも何で皆逮捕されないんですかね?日本だったら完全にヤバイと思うんですが単なる法律的な事なんでしょうか。スミマセン馬鹿で(笑)それにしてもこの地球が誕生して以来最もへヴィでダークでカッコ良くてジャケットも最高なアルバムがたったの2日間でレコーディングされたなんて、、、やっぱりこの4人は人間じゃない!って悪魔か(笑)
エビフライ 2003年11月17日(月)18時50分
このアルバムはタイトル曲のスゴさに尽きます。この曲はイントロからしてホントにゾクゾクする。
「N.I.B.」や「BEHIND THE WALL SLEEP」も名曲。
このファーストからしてトニーアイオミはリッチーブラックモアと並んですごい人だということが存分にわかる。ギーザーのベースもカッコよすぎ。
Into The VoidはC#mですよ。
1st〜2ndまではレギュラーチューニングですが
Master Of Realityからサバスの代紋とも言える一音半下げに。
Eで聴くサバスの音も好きですが、やはり私はC#のサバスがドツボですね。
意外に知られていないのですが、
このアルバムは英国盤と米国盤で収録曲が違うんですよね。
たった一曲なのですが、両者を聴き比べると随分雰囲気が違います。
サバスは英国よりも、米国で先に認知されたので
このアルバムを好きだという人には、是非米国盤も聴いてみてほしいですね。
少し話がそれますが、
日本のレコード店はこれらをいっしょくたにして「輸入盤」として扱う所が多いんですよね。
このアルバムのように収録曲が違う場合もありますし、
MSGの4枚目のように曲順が違う場合もあります。
また、別のマスターテープから材質の違うDISKに焼いている訳ですから
微妙に音質も違っていたりするのです。
せめて、MADE IN〜の所に商品管理用のバーコードシールを貼るのだけはやめてほしいですね(苦笑)
>ハードロックさんへ
そうですね、私はCDもレコード英盤なので「EVIL WOMAN」ですが、米盤はここが違っていたは
です。
そういえばかの昔、レコードを買う時、英盤は開きジャケットで\2680。米盤は普通の差込
ジャケットで、\1980チット赤みが強い色でしたよね。普通の国産が平均\2500でしたから
わざわざ高い方を買ったのですが、開きシャケットの迫力に迷わず英盤を買いましたね。
いや、0フレットさんの選択は正解ですね。
全てはあの裏ジャケットの逆さ十字から始まったと言ってもいいのではないのでしょうか。
当時のキリスト教社会への宣戦布告とも取れる内容ですが
そうした思想的な側面は、次のアルバムのWar Pigsへと引き継がれている気がします。
見開きのジャケットについてですが
初期の5枚のアルバムの英国オリジナル盤は、全て見開きだった筈です。
MASTER OF REALITYなどは初回プレスのみだったようですが。
0フレットさんはアナログとCD、両方持っていらっしゃるとのことで是非お聞きしたいのですが
このアルバム、両者では音質がかなり違いませんか?
私はどうもCDだと、
絹を引き裂くような、このアルバムの鮮烈な音が出し切れていないような気がして仕方ありません。
下手をすると、アナログからコピーしたカセットの音の方が、
CDより上なのでは?という気さえしています。
>ハードロックさんへ
では、早速!といきたいところですが、昨年末に24年間連れ添ったDENONプレーヤー君が
永眠してしまい、すぐにレコードがきけません。全手動ですが気にっているので修理を
調べていたのですが、既にメーカーにも部品が無く、ならば残念ですが早く買い替えなけれ
ば、と思っていたので良い機会です。早めにプレーヤーを(今度は安いので)買いますんで、
そしたら即!聴き比べてみます。
ただ、サバスの8枚は両方持っていて、昔聴き比べた時はよく一般的にいわれていたアナログ
の低音、デジタルの高音、という部分はその通りで「ヤッパリ、サバスを聴くならアナログの
方が気持ち良いな」と感じた記憶はあります。確かに。
0フレット 2004年1月24日(土)22時30分
>0フレットさんへ
いや・・・
そのプレーヤーは、おそらくDPシリーズのプレーヤーでしょう。
放送局などでも使われた高性能プレーヤーで
そこらの安物のプレーヤーでは替わりは務まらないと思います。
部品取り用の同じプレーヤーを探して治すか
84年発売の、同じDENONのDP59を中古で購入するかの方がいいでしょう。
私の発言などは一旦忘れて、ここは急がずいいものを探してください。
アナログのプレーヤーは、メーカーの違いによる音質差が非常に大きく、
20年以上もその音に慣れ親しんだとなると、
他のメーカーのプレーヤーでは音的に受け入れられない可能性があります。
同じメーカーのプレーヤーであれば、適正針圧などもほぼ同じでしょうから
今まで使っていたカートリッジ(針先の部分)も引き続き使えるでしょう。
敢えて他のメーカーのものを挙げるとすれば、
YAMAHAのGTシリーズ、KENWOODのKPシリーズあたりだと、音的なハズレはありません。
>ハードロックさんへ
あえて、プレーヤーの前にDENONと入れてみたのですが、やはりその辺もお詳しい方だった
ようですね。(予感的中!) 機種は「DP-50L」という中クラスでしたが一時期は「MCカート
リッジ」「サンスイ」のアンプ、「ダイヤトーン」のスピーカーなんてラインナップで聴いて
いた時代もありました。「ロック」にサンスイ?とも思いましたが、基本が良いだけにこれは
これで良かったですね。一番怪しかったのは「私自身の耳」です。(笑)
でも今はアンプもSPKもミニ君です。CD類に至っては全てPCのドラ
イブからアンプに繋いでいる状態です。(汗)
プレーヤーは、貴重な助言も参考にさせて頂いて、予算(涙)と相談しながら決めたいと思い
ます。
で!サバスです!先記の5枚目までは、開きジャケット。というのは知りませんでしたねえ。
1Stの他は「血まみれの安息日」を持ってまっすが、この中ジャケは、最高ですね。
2と3はお目にかかった事もありません。これ持ってる人いたら「高値」が付きますねー。
あと3の表ジャケットって3種類くらいありますよね。上段が「BLACK SABBATH」で下段
が「MASTER OF REALITY」、は同じですが、上下段ともベタの「紫」、上がベタで、下が
縁取りのみ「紫」、あと下段のみがバックより薄い感じの「黒」と。ホントはもっとバージ
ョンあるかもしれませんね。
4は、友人が持っていた米盤の方が良かったです。私の英盤はただの開きで、左右にアイオミ
とギザーだけですが、米盤はビルとオジー付き、プラス、ドーンとLIVEで逆Vwoしているオジー
が写っているんですから。たまりませんよ。あれは!
>0フレットさんへ
MASTER OF REALITYは、英国では予約だけでゴールドディスクになっていて
見開きの初回盤は予約分だけで終わっているらしいのですよ。
本国でも珍しく、日本円で十万円以上と聞いたことがあります。
しかし、オランダなどのヨーロッパ盤は、初回以外も見開きで発売されています。
見開きのジャケットを比較的安く手に入れるなら、ヨーロッパ盤でしょう。
例外はドイツ盤で、
こちらは7枚組のSabbath Collection発売のときには
既に見開きのものは全く発売されておらず、
その後の単品でも、Collectionのときのジャケットがそのまま使われているようです。
ただ、70年代前半の古いものは見開きになっている可能性があります。
それと米国盤Vo.4の見開きですが
実はこれが2種類あるのですよ。
もう一つの方は、英国盤と全く同じです。
プレーヤーはやはりマニュアル(完全手動)型がいいでしょうね。
DP-50Lということだと、カートリッジもそれなりのものが付いていると思うんですよ。
安物のプレーヤーでは、数万円のカートリッジが無駄になってしまいます。
上記3社以外であれば、数千円で手に入ることもあります。
HARD OFFあたりで、タイミングよく出物があるといいのですが・・・
アナログの音は良いですよね。自分もまだこの世にCDなんてものが存在しない時代、反射式のストーブの前で寒さとキーフの描いた「黒い安息日」のジャケットの恐怖に震えながらよくサバスのファーストを聴いていたものです。でもお金をかければCDも結構良いですよ。
19,800円のCDプレーヤーと200,000円のCDプレーヤーとでは明らかに音が違います。コンパクトディスクと言う膨大な音の情報量が100だとすると安いプレーヤーでは50くらいの情報量しか拾えません。ですから肝心な「音の入り口」でもう駄目なわけです。
CDプレーヤーとアンプとスピーカーで100万くらいかけれれば最高ですよね。当然そうすると「離婚」になりますが、、、ちなみにJBLの音は嫌いです。すごくマイナーなメーカーですがイギリス製の「ロジャース」と言うメーカーのスピーカーの音は最高です。スピーカーもアメリカより大英帝国です。たぶん今では日本では手に入らないと思いますが。
アンプも「サンスイ」は良いですね、「モスリミテッド」あたりは凄いです!
とにかく最高のロックを最高のジャケットに浸りながら最高のオーディオ機器で聴くのがイチバンです。現実はなかなかそうは行きませんけどね。
あとピンコードやスピーカーケーブルなんかにもこだわると面白いですよね。論点がずれましたが、大好きな「サバス」を良い音で聴きたい、それだけなんですけどね。
自分的にはやっぱりCDに入っている紙切れよりもLPのジャケットの方が一つの作品としては断然良いと思います。レコードの音とジャケットのアートワークこそがミュージシャンの真のメッセージですよね!
エビフライ 2004年1月26日(月)10時12分
今日はなんの日?、そうです、2月13日の金曜日です。
というわけで、今日は久しぶりに、このアルバムを聴きたいと思います。
日本版と輸入版では一曲違うんだっけ。ぼくはどっちも揃えています。呪われています。曲をかけると悪魔が舞い降りてきます。そして契約してしまいます。どっぷりと暗黒の世界につかりこんで心を汚しましょう。聴き終わるころには血液が黒くなって体がほてりだします。そして元にはもどれなくなります。ハードロックさんの言う通りアナログとCDでは音が違います。CDでは悪魔が降りないように封印されています。毒に犯されたいのならアナログを聴きましょう。そして信者になってください。ブラックサバスはこれが原点です。全てはここからはじめるのが正当なHR/HMの道になります。
「警告」が好きだ。オジーの出番は殆ど無いがこの3人の演奏は最高だ。正に「ロックトリオ」!3人のスーパーグループって結構いた。「グランドファンクレイルロード」「べック、ボガート、アピス」「クリーム」等々。しかし「これだ!」と言うヴォーカリストが居なかった、、だから「ベック、ボガート、アピス」は「ツェッペリン」になれなかった。
「3大ギタリスト」と言われた「ヤードバーズ」出身の「ジェフベック」「エリッククラプトン」「ジミーペイジ」はそれぞれ全く違う道を歩んで行ったが、「ブラックサバス」の生い立ちは違う。何かの本にも書いてあったが「トニーアイオミ」「ギーザーバトラ」「ビルウォード」「オジーオズボーン」の4人が出会った事が「奇跡」であると。ジャズをベースにしながらハンディをものともしない「トニーアイオミ」の艶めかしくヘヴィーなギター、「ギザーザーバトラー」の大地をはうアナコンダの様な超ヘヴィーなランニングベース、そしてそれに絡み合う「ビルウォード」のまるでアマゾンの野獣の様な強烈なドラム。で、それらに乗っかって響いてくる「オジーオズボーン」の唯一無二のサタニックヴォイス。これが史上最強のスーパーグループ「ブラックサバス」なんだ。
エビフライ 2004年6月10日(木)11時30分
今月の13日は金曜日ですよ、、、悪魔降臨か、、ヤバイ。
1970年2月13日金曜日リリースというふれこみが今だに効いている。
1曲目「Black Sabbath」からしてダーク&へヴィなサウンドが襲いかかって来る。
確かにこの雰囲気、CDプレーヤーよりもアナログで聴いた方が効果大有りそうですな。
おお!、しかも今の日付けは13日の金曜日ではないか!
偶然とはいえ、恐ろしい!
記念すべきデビュー・アルバム。なんといってもタイトル・トラックのインパクトがあまりにも大きいのですが、
思いっきり後追いで聴いた自分からすれば、こういう個性的な音楽が次から次へと出現していた70年代の前半というのは、
スタイルというスタイルが出尽くして過去の財産の拡大再生産ばかりしかない現代から思えばスゴイ時代だったんだなあ…と思いますねー。
ブラック・サバスの音楽には表面的なもの以上に、なにか根底に陰鬱さというか暗さが横たわっているように感じますけど、
これは黒魔術というのを前面に押し出したからというよりも、トニー・アイオミが奏でるナマリ色のギターのトーンにあるのでは。
自分にとっては工業都市バーミンガムで結成、アイオミが工場で指を落としてしまったというエピソードは
ブラック・サバスの「重い・金属的・暗い・おどろおどろしい」といったイメージとすごく合致しているように感じます。
タイトル・トラック以外にも「NIB」「魔女」「警告」とサバス独特のグルーヴ感を発散する名曲も収録。
イントロの雨風と鐘の音がゴシック的な雰囲気を醸し出す一曲目の "黒い安息日" こそおどろおどろしいものの、他の収録曲はヘヴィですが普通にブルーズをベースとしたハードロック、ただデビュー作にして既にトニー・アイオミのギターリフのセンスは全開で全てのリフがクラシックスと呼べるものです。
そして本作では初期の彼らの特徴であるジャムセッション的な要素が最も濃く反映されており、ヴォーカル不在で楽器同士のインタープレイに没入する場面も見られます。
なんでもこのアルバムはたった48時間でレコーディングされたらしいですね、それでこの完成度の高さ・・・
まさに神懸り的としか言えません。
夢想家・I 2004年12月14日(火)20時58分
N.I.Bでノックアウトされました。
現在、所有しているアルバムのうち、最高位置に限りなく近いアルバムです。
何て紹介して良いのか、いつも表現に困るアルバムである。これが70年に作られたアルバム?っていうかルーツがまるで見えないおぞましさが凄いと思った。敢えて比較するならばキング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」か。インパクトでは同じ位なのではないだろうか。雨の中の鐘から「ギョワ〜ン」と始まる「黒い安息日」(邦題最高!)、なにか禍々しいモノがやってくる感覚の「N.I.B.」も凄い。名盤である。
へヴィーメタルの原点と言ってもいい位のアルバム。
まずアルバムタイトル曲およびバンド名にもなっている「BLACK SABBATH」を聴け!!!
最高だ。
この1曲だけでもいい位だ。その位この曲には存在感がある。1度聴いたら決して忘れないだろう。お化け屋敷のBGMにもいいのかもしれない。それにしても、「ネヴァーセイダイ」のビデオでのこの曲のベースのギーザーのパフォーマンスは最高だったな。かっこ良すぎだぜ!!!
とりあえずサバスを聴くならまずはこのアルバムからだと思います。「BLACK SABBATH」を聴かずに他の曲を語るな!!!って感じだ。
雨音と雷鳴の鳴る「BLACK SABBATH」聴いた瞬間、鳥肌が立つような感覚を覚えた。
そして聴き終えた瞬間、思わず後悔した。
「どうしてこんなすごいものの存在を知りながら、オレは今まで聴こうとしていなかったんだろう?」
僕はドゥームロックなんぞはわからないが、暗黒のブルーズはこのアートワークの世界へ連れて行ってくれた。各パートがそれぞれ恐ろしいまでに溶けて「BLACK SABBATH」な世界を作っている。
各曲のタイトルもまた秀逸。「BLACK SABBATH」「THE WIZARD」「BEHIND THE WALL OF SLEEP」・・・見るからに何か「出て」きそうじゃないですか。
さて、また夜も遅くなったら、部屋を閉め切ってこれを聴くか・・・電気を全部落としてもいいな・・・。
あまりにも有名すぎて説明不要だといえるくらい素晴らしい作品です。
1stで既にアイオミのギタリストとしての才能は爆発、
さらにオジーの声もハリが出ていて非常にいいです。
そして彼等最大の特徴のヘヴィでダークな曲作りも正に完璧。
怪しく、不気味、それでいて馴染み易いという最高の作品です。
ジャケットにもその影響はでているけど、
彼等を象徴するのはやはりBlack Sabbathでしょう。
雷雨の中から突然鳴り響いてくるアイオミのリフには興奮なしでは聴けません。
1970年発表の作品が未だに世界中の人に関心と興味を植え付け、
さらに音楽界には多大な影響を今でも及ぼしているには理由があるはず。
それを自分の耳で聴いて確かめて結論をだして欲しいです。
私には最高の一枚だし、支持され続けるのも納得の一枚でした。
今更どうこう言うのもおこがましいのだが、やっぱりこの1stアルバムは素晴らしい!
2日間(24時間)で仕上げたと言うのはあまりにも有名な話だが、多分そう言った状況が
逆に功をそうしたのであろう。まず音が良い。あまりにも生々しいではないか。最近の機械で
造られた音と違って、素晴らしい緊張感が伝わって来る。これにオーディエンスの歓声を
被せたら完璧なライヴアルバムに成ってしまいそうだ。4神のプレイもとにかく凄い。
ギーザーのうねりまくっているこのベースは絶品だ!勿論ビルの繊細かつ独創的なドラミング
も驚異的だ。しかもこの大英帝国No1のリズム隊の上で悪魔のリフを奏でるアイオミの
ブラックSG(十字架入り)の美しさ。そして堕天使ルシファーの代弁者であるオジーの絶望
の彼方からの悲痛な叫び声。全てが完璧だ。しつこい様だがこの4人が出会った事自体が罪
なのだ。なぜなら我々サバシストはまんまと堕天使ルシファーの思惑通りに魂をサバスに
捧げてしまったのだから。
エビフライ 2005年3月30日(水)23時35分
↑の方が仰る通り、わずか2日で完成させたと有名な、'70年2月13日金曜日に発表された1st。へヴィメタルなるものを纏い姿を現した者の原点、BLACK SABBATHというバンドの、
「元祖へヴィ・メタル」。彼らが想像する世界がこの一枚、ここで象徴されている。
オジーの歌、アイオミのギターリフ、ギーザーのベース、ビルのドラム、この4人が一つに
なり黒魔術を唱える(?)様はとにかく衝撃的であり、完璧すぎた。
「Black Sabbath」、ここから全てが始まる"黒い安息日"、その歴史的瞬間は‥とにかく
凄まじい。恐ろしいほどに限りなく重々しく彩られており、そして寒気がするほど暗黒の立ちこめる雰囲気に覆われていた。このとき「悪魔」のようだ、と感じた。それでいて「美しい」、「芸術」を感じた。‥と、これは自分の耳で評価してください。
おそらく、このアートワークこそBLACK SABBATHそのものを映し出してる。
サウンドやドライブ感でいえばやっぱり1stが一番かっこいいと思う.当時のアイオミの機材はおそらくギブソンSGだが,パラノイドのソロで使っているようなファズは1stでは使用していないような気がする.たぶん通常のアンプをフルドライブさせてサウンドを歪ましていたんだろうな・・・
個人的には3stが一番スキです.たぶんin to the voidよりヘビーな曲はこの世の中には存在しません.
ところでアイオミって中指と薬指が義指でしょ だから1弦と2弦008の弦張ってるんだって・・・そのせいで逆に個性が出まくってるんだと思う.義指であんなウィブラートかけるギタリストなんてアイオミだけだよね.それとサバスの魅力って本当はギタリストだったギーザーバトラーのベースと酔っぱらいドラマーのビルワードのうねるようなリズム隊だよね.オジーは歌下手だけど逆にそれがいい・・・呪文みたいで・・・
トニー先生 2005年8月16日(火)14時52分
全てのメタルナンバーの頂点に立つ本作1曲目の「BLACK SABBATH」。
メタルファンなら知っていて当たり前。聴いたことない人はさようなら...いや、今からでも遅くはない、早くCD買ってきなさい。
さすがに古臭さは感じるが、まぁ70年だし…。
しかし、音は今聴いても素晴らしい。
BLACK SABBATHの作品で一番好きなのがこの1st
短時間で製作されたらしいが、素晴らしい出来。
制作日数たったの2日という1st(1970年リリース)。
ドゥームメタルやストーナーの原点に相応しい鬱々とした音の傑作。
当時はドゥームロックと呼ばれていて、確かに似たような音を出すバンドが英米にいっぱいいた。
その中でもBLACK SABBATHが抜きん出ていたことは言うまでもない。
マーカス・キーフの手によるジャケも素晴らしい。
やっとこれ聴きました。ブルージーで好きです。気持ちいいですね。ジャケ怖っ!
一曲目で完全にやられる。
ブル-ジ-で時折聴かれる哀愁漂うフレ-ズも最高。
意外と聴きやすいってとこも乙ですな。
敬遠しないで聴いて欲しい一枚。
湘南メタル 2006年3月31日(金)19時13分
奥深きドゥームの世界へようこそ。
ブルースをベースに、当時としては極端なダウンチューニングのアイオミのギター、前面に主張してくるギーザーのベース、ジャズテイスト感じるタイム感のビルのドラム、そして唯一無二のオジーの呪詛ボーカル。
当時の衝撃は凄かったんじゃないでしょうか。
なんつーか・・・デビュー作がこんなにクオリティの高いというのが凄くてねぇ・・・。
今、聴いてもまったく色褪せていません。
デビュー曲のインパクトといったら・・・、初めて聴いた人は確実に恐怖に怯えた事でしょうね。ジャケットも怖いし・・・。
演奏自体は、ヘヴィーでブルージー。
オジーのヴォーカルは今とは少し違う感じですが、曲の雰囲気にうまくマッチしているのでOK!
全てのヘヴィーメタルの原点、ここにあり!
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.086 ★
今更なんですが、「パープル」とも「ツェッペリン」とも全く違うアプローチで
メタルの教組と成った「ブラックサバス」って言うバンドって凄い!!!
皆さん、良く考えて下さい。30年以上前にこんな事やってたバンドが居たんです。
「パープル」「レインボウ」「ツェッペリン」等も素晴らしいバンドでしたが
この「ブラックサバス」はその当時から完璧な「メタル」でした。
ラストの「警告」を聴いてください。史上最強のプレイヤーの演奏が堪能出来ます。
泣いた子も黙る程の演奏です。
エビフライ 2006年11月15日(水)10時0分
磨きがかかった2nd3rdよりこの1stは生々しい。
単調な所もあるが延々続くどろどろワールドに酔える。
1970年2月発表の1st。邦題『黒い安息日』
サバス歴たったの2日(笑)ですが、失礼します。
何しろドップリ浸かってしまったんでw
自分はオジーのソロはそこまで好きじゃないんですが、このアルバムはとても気に入りました。
特に、1曲目、何なんですか、あの不気味さは!オジーの声もソロの時と結構違いますね。
デビュー作にして唯一無二の表現力!!やっぱ有名なだけあるわ。
僕は普段、あまり70年代のロックを聴かないほうなのですが、サバスだけは別です。
有名な1曲目の"Black Sabbath"、最後の部分以外たった3つのコードしか使ってないのに、その恐ろしい雰囲気に魅入られてしまう。
あまりにもダークでSick極まりないサウンドは、まさに「恐怖」そのものです。
ブルース色の強い"The Wizard"や、聴いてて放心状態になれる(?)"Warning"などもあわせて必聴。
余談ですが、ヒット性皆無なこのアルバム、発売当時チャートでトップ10に入ったとか。恐ろしい・・・。
売れたのはマネージャーが必死になって宣伝したから。
なんでも14社に契約を断られて崖っぷちだったらしい。
それはともかく、このアルバムは間違いなく名盤の部類に入る。
取りあえず1曲目を聴けば自分がサバスに合うかどうか分かるだろう。
サバスのアルバムには1曲目に名曲、傑作が多いですね。このアルバムにも凄くインパクトがある曲が配置されています。Dr.Strangeloveさんが書かれている崖っぷちからの成功は1曲目のBlack Sabbathに尽きると思います。楽曲の雰囲気にしてはオジーさんのボーカルが透明すぎてあまり怖さは感じませんが、曲そのものの構成、完成度の高さは当時のリスナーに衝撃を与えるに十分な破壊力を披露したでしょう。トニーさん、ギーザさん、ビルさんの醸し出すサバスサウンドにオジーさんが美味くブレンドしブラックサバスの冠を全世界に知らしめた究極の一作でしょう。
トラッカー 2007年2月11日(日)20時23分
もはやHR/HM史には欠かせない存在となったBLACK SABATH。そもそもBLACKSABATHといえばオジー オズボーンやロニー ジェイムズ ディオなどが在籍してたバンドとしても名高く、ヘヴィメタルのパイオニアバンドとしても有名だ。そんなBLACK SABATHのデビューアルバムが本作の「BLACK SABATH」(邦題、黒い安息日)である。ちなみに本作は初めてヘヴィメタルサウンドを具体的に表現した作品としても名高く、元祖ヘヴィメタルアルバムと言えるが、本作がリリースされたのが1970年2月のことだと言うところを考えると、当時としてはとても画期的でインパクトの強さは計り知れなかったが、今でも十分通じる内容といえるし、まさにHM史に輝く名盤と言うよりもHM史にとっては記念すべき作品と言った方が正解かもしれない。本作は全体的にダークでヘヴィなメタルサウンドと言ったような感じで聴き応えもかなり良い、只当時ヴォーカルを勤めていたオジー オズボーンの歌唱力はまだまだ発展途上段階と言った感じで、80年代ほどのヴォーカルスタイルとは言えないが、それなりにインパクトがある。でも当時としてはかなり異色的なバンドだったことは確であり、世間の目も冷たかったが、今となってはヘヴィメタルの創立バンドとして親しまれている。本作はヘヴィメタルファンだったら絶対に聴くべき作品と言うほど、半紙の中では最も重要な作品といえるだろう。
今回の評価92P
せいこりん 2007年2月19日(月)18時56分
Sabbath の歴史的名盤 , 最高傑作といっても好い , このドラマティックな展開は素晴しい .
このアルバムが世に出た日=ヘヴィロックが生まれ日といっても過言ではない
とにかく一曲目の衝撃は半端じゃなかった!
オジー・オズボーン(Vo)、トニー・アイオミ(G)、ギーザー・バトラー(B)、ビル・ワード(Ds)の4人で結成された、ヘヴィ・メタルの重鎮・ドゥーム・メタルの元祖であるイギリスはバーミンガム出身のバンドによる'70年2月13日の金曜日にVirtigo Recordsから発表されたデビュー作。
プロデューサーはロジャー・ベイン。
ブルーズを限りなくダークかつヘヴィにしたようなインテンス極まりない楽曲、狂気じみたギター、轟音のようなベース、雷鳴のようなドラミング、浮遊感のあるヴォーカルと、そのサウンドはあまりにも個性的。
雨音と雷鳴が鳴り響くイントロから不気味で重苦しいリフが奏でられる代表曲「BLACK SABBATH」を筆頭に,ギター&ベースとユニゾンで奏でられるオジーのハーモニカが魅惑的な「THE WIZARD」、ギター・リフがサイケデリックで浮遊感に満ちた「BEHIND THE WALL OF SLEEP」、一度聴いたら忘れられないほど個性的なギター・リフを持つ「N.I.B」、ブルージーながらも軽快なシングル曲でCROWのカヴァー「EVIL WOMAN(DON'T PLAY YOUR GAMES WITH ME)」、インストのアコギ・サウンドが美しくも不気味な「SLEEPING VILLAGE」、演奏陣のブルーズ・ジャムが圧巻のTHE AYNSLEY DUNBER RETALIATIONのカヴァー「WARNING」、幻惑的な世界に落ちてしまいそうなサウンドの「WICKED WORLD」といった好曲を収録。
数々の名アルバム・ジャケットを手掛けたキーフによるアート・ワークも邪悪な美しさを放っている。
これ創った人、バカ。 銀河系一のバカボン
シンガーを歌唱力のみで判断してはいけない
圧倒的な存在感とグルーヴ ヘヴィメタルの始祖
これを聴かずにHR/HMファンとは言って欲しくない
日本語でいうところの「あいうえお」なのであります
70年代最強のバンドのデビュー作。
今年の2月13日も金曜日ですね。もう明後日。39周年ですか。世界中のラジオでサバス特集とかやるのかな〜。
ジャケから楽曲から何から、もう文句がつけようのないくらいの大傑作です。これで1stだっていうんだから…。
あと40年くらい経っても、この魔性の音楽にはまだ絡め取られていそう。
Black Sabbathはヘヴィ・メタルの始祖であると同時に、悪魔主義的側面を打ち出してメジャーに挑んだバンドの始祖でもあります。
それを最も体現しているのがこの作品です。不吉なイメージのジャケットといい、ジャケット内の逆さ十字といい、何より1曲目からの雷鳴と不穏なリフ……発表から何年経とうと、人を魅了する力があるでしょう。
また逆に、オープニングの不気味さから打って変わって、その後に続くブルースの影響が濃い楽曲に「かっこいい」との声が上がるケースも。
内容も凄いが、この時代にこんなアルバムを出した事が凄い。ロック界においてとてつもない重要な意味をもつ名盤。
歴史を塗り替えた名盤。
はたして、ブラックやデスを愛聴している者に
この1stはどう響いているのだろう。
媒体依存型学習サバス・フリークは2ndあるいはディオの歌ってるヤツを
挙げるかもしれない。
本作は間違いなく音楽史に残る事件だったはずだ。
過去、悪魔を音楽で取り上げることはブルースでは実例があったものの
バンドのコンセプト事態がそっち方面というのは立派な発明である。
CDをトレイにセットしたら、イカヅチが轟くのを震えて待て。
1stからとんでもない作品をぶっぱなしてたんですね、サバスは・・・。
しかもたった2日でレコーディングしたってんだからスゴイ。
そしてそれ故なのか、ジャム的色合いの濃いインタープレイが終盤には見受けられる。んでもって、そこが最高にスリリングだ。
4人のプレイがカッチリと噛み合って、まさにケミストリーが生まれてる。
うむむ・・・、改めてホントすごいバンドだなと思わされる・・・!
内容・発売日の拘り・ジャケットなどトータルに凄い!!
何気に「魔女よ誘惑するなかれ」って短いけど良いね。
勿論「眠れる村」〜「警告」最高!
ヘビメタルはここから生まれた。ロック史を変えた!!不穏なリフのタイトル曲やTHE WIZARDは圧巻。まさにヘヴィ!
黒魔術崇拝という宗教的カラーをバンドのイメージとして取り入れたデビューアルバム。そのためタイトル曲のBlack Sabbathなどおどろおどろしい。これがメタルの始まりだ!!
黒魔術、悪魔の印象が強いが、実はブルージーで、味わい深い曲の詰まった中毒性の高い一枚です。
『Behind The Wall Of Sleep』が一番好きだな。先生のリフは相変わらず最高ですな。
★★★★☆
ジャケ買いした。そして大正解。
1曲目に衝撃。
Black Sabbathと言えばこのアルバム。
他は知らん。
順番的に人気低いのかと思ったら、何だただの多重投稿か・・・