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BIOMECH / DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD)
鬼才デヴィン・タウンゼントによる《OCEAN MACHINE》名義でのアルバム。S.Y.L.の激烈サウンドと比較すると、いきなりメロディアスでびっくりします。まあ、『infinity』以降の作品を聴いた後では普通なんですが。
しかしデヴィンのアルバムはいつも何曲かは良いのが入ってるんですが、大半は単に雰囲気ものだなって思っちゃうんですよね。メロディ・メイカーとしてはいまいち。
このアルバムでは(2)「LIFE」は好きです。
まあ、彼の場合はサウンドづくりの面白さが聴きどころなわけで、それでもいいんですが。ファンタジックな音世界は興味深いです。
私はVAIでDEVIN TOWNSENDに惚れ込み、ヘヴィでメロディアスという触れ込みにも興味を持ちアルバムを購入したが、本作で体に異物を埋め込まれるような不快感を感じて以降のアルバムも聴けなくなってしまった。実際もう聴きたくない一枚。背伸びしてしまったということでしょうか。非常に違和感を感じます。
HARRY 2003年12月28日(日)14時15分
多分S.Y.L.からDEVIN TOWNSENDの音に触れた向きには、あまり受け入れられないAlbumか・・
一言でいえば「メロディアスでスペーシーなプログレッシヴ・ヘヴィロック」(全然一言じゃないけどゴメン)といった感じで、彼独特のブ厚い音作りはそのままにミドルテンポの楽曲がずらりと並んでます。演奏自体も(彼の歌唱も)S.Y.L.のような尖った部分はほとんどありません(Drもジーン・ホグランではない)。
・・あたかも駄作かのようなコメントになってしまったが、実は私は結構気に入っているAlbumでして、特にAlbum前半の4曲目まであたりが最高ですね!それにしてもAlbumの一番最後で突然〝絶叫〟が出てきたときはビックリした!
'97年発表。
私は本作発表後、何作かこの人の作品を聴いたのだが、本作と『INFINITY』が良かった。
とはいえ、基本的にはデヴィンを始めとし、THE WILDHEARTSとか、アンドリューWKとか、音をこれでもかと詰め込むプロデュース手法は少し苦手だったりする。特に、体調が悪い時はあまり聴きたくない感じ。まあ、気にならないときは素直にそのポップセンスと天才ぶりを絶賛する言葉しか出ないのだけれど。
本作はあまり音がギュウギュウに詰められておらず、聴きやすい。ただ、ものすごくダークな雰囲気が支配的で、メロディアスでヘヴィでありつつもの悲しい作品である。上記のHARRYさんが違和感を感じたというのも何となくわかる気がする。
要するにデヴィンという人はすごく馬鹿正直な人なのだと思う。作品にその時にデヴィンが抱えている問題や心象風景がそのまま反映されてしまうような。この作品だけでなく、他のを聴いても思ったのだが、この人はそのうち自ら命を絶ってしまうのではないかと不安になったものだ。
でも、まだご健在なので、音楽作りが良い意味でセラピーになっているようだ。
1stだっけ?
書き込み少ないけど名盤だと思う。
ファンの人は一度は聴いておこう。
名盤。
最初はLife以外パッとしなかったがスルメアルバムだと思う。
本当に周りに何もない海の上にいるようなエコーサウンド。
人生を変えた一枚。
仕事でミキサーをやっているが、このアルバムから得たものはカナリ多い。
聖書のようなアルバムです。今聴くと音質はあまり良くないように感じるが、
そんなもんどーでもよくなるくらいに秀逸な作品です。