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HEAVY AS A REALLY HEAVY THING / DEVIN TOWNSEND (STRAPPING YOUNG LAD)
STRAPPING YOUNG LAD名義での1stアルバムです。邦題は『超怒級怒濤重低爆音』(努級は誤字ではないです)という良いんだか悪いんだか微妙なセンス。
2nd『CITY』ばかり評価されてますが、このアルバムもなかなか。ピコピコした音まで入ってて、面白いです。よりインダストリアル・メタル的な印象。
当然、轟音、爆音の嵐。2ndよりこっちが好きかも。爆走曲が少ないので、ちょっと退屈に感じる人はいるかもしれませんが、『CITY』だってそんなに速い曲は多くないですから。
(5)「HAPPY CAMBER (CARPE B.U.M)」は凄まじい爆走曲で、恐ろしく早口なヴォーカルが気持ち良いです。
日本盤ボーナスにJUDAS PRIESTの「EXCITER」のカヴァーが収録されていて、これがめちゃくちゃかっこいいです。『IN THE EAST』ヴァージョンでカヴァーしてまして、最後に「RUNNING WILD」に突入してぐちゃぐちゃになって終わりというおちゃめなことをしています。それにしても歌唱力ありますねー。このボーナス・トラックのためだけに買っても損はなしです。そういえばデヴィンはJUDAS PRIESTのトリビュート・アルバムで「SINNER」もカヴァーしてましたが、あれも凄い出来でした。
CITYに優るとも劣らない名盤。
次作と何が違うかというとこっちのほうがやや機械くさいこと。
轟音+ポップな歌というスタイルは既に完成している。
このセンスはどこからくるの?
淒!まさに邦題通り。
CITYとセットでお勧め。
EXCITER(擬似ライブ?)がかっこいい。PRIEST恐るべし。
アルバム最後に無音状態が5分ほど続いて始まる妙な曲、そのギターソロ?のメロディは一時期頭から離れなかった。おまけの猫TATOOシールまだ大事に持ってます。もう腐ってるかも。
HARRY 2003年12月14日(日)16時49分
書き間違い。