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TASTE / TNT
昔の音楽性に戻るとは聞いていたものの、最初ラジオでDESTINYを聴いた時は、オイオイどこまで戻るねん、とツッコミを入れたくなったが、1987年のデモと聴いて納得。
そして今のTNTにはこういうメタリックな所が欠けているなぁとも思いますが、当時の音楽性というものもあるし、他の新曲5曲もWESTWORLDとは違うTNTらしさが戻っていて、一安心です。ドラマーに関しては、日本ではケネス・オディーンの方が思い入れが強いと思うけど…。
DESTINY、いいじゃん、戻れよー!トニーの声が若い!透明でツヤがある!しかし、それ以外の曲はあんまりだったなー。裏ジャケでは、アルバムタイトルの「taste」が「TNT」ロゴの上に重なっており、この意味は「TNT(の)taste」ってこと?・・・というコンセプトの割には、当時のテイストがあまり感じらず、もっとノスタルジックな雰囲気にひたりたかった・・・
ミニでも何でも、アルバム出してくれただけでうれしい。曲だっていいじゃないですか。
また新しいTNTが始まると思うとわくわくしますね。でも、ロニーにとってはプロジェクトの1つなのかなぁ・・ちょっとさみしい。フルアルバムが待ち遠しい。
新作が発売されたので、先ずはこの作品から.....。確かに、雰囲気は昔のあの頃に近い。しかし、サウンドそのものは少し違う。ボーナストラックである⑥は昔の曲なので例外として、全体的に見れば最近の彼らと昔の彼らを足して2で割ったような作風である。新作までのブランクを埋めるのにはこれで良いのかもしれないが、例えば②のような壮快な楽曲がもう少しあっても良かったような気がする。これこそが、ファンの求めるTNTの姿ではないか......。サウンドの質から言っても、ウエストワールドとダブる部分が多いが、点数で言えば79点くらいかなという気がする。でもTNTと聞いただけで僕の心は熱くなる.....。最近の2作品よりは、はるかに良い。②が一番好きである。