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DREAMWEAVER / SABBAT
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2nd。
個人的にスラッシュメタルの中ではベイエリア勢やジャーマン勢を押しのけて一番のお気に入り。
マーティン・ウォルキーアの決してデスヴォイスにならないだみ声吐き捨てヴォーカルが言葉を詰め込みすぎて雪崩現象をおこしている。
前作ではヒステリックな吐き捨てだったのが一転して「だみ声かくあるべし!」といえる野卑で迫力のある唱法に変わった。
曲もリフ、リフ、リフに次ぐリフ、で多少無理矢理感のある展開を見せるが、基本的に全編押せ押せなので気を抜いていると次の曲に行ったことすら覚らせない。実際リフが展開するところで別の曲をくっつけても違和感がまったく無い。
こんな風に書くとまるでダメスラッシュのように思われるが、とにかくリフが良いのですよ、リフが。
もちろんソロもここ!というところで狂性を帯びたメロディが飛び込んでくる。
彼らのもつ暗さというか湿り気というかイギリス独特の雰囲気はどう転んでもアメリカ勢には出せないし、ドイツをはじめとするヨーロッパ勢のもつ暗さとも違う。
(あくまでもスラッシュとして)格好良いリフに格好良いヴォーカル。これ以上何を望もうか!
惜しむらくは音質が悪いこと。各パートの分離が悪くぐしゃっとなってしまっている。
エクストリーム系のプロデューサー/エンジニアとして今をときめくアンディ・スニープがリマスターしてくれたら嬉しいんだけども。自分の古巣の音源を再生してよ!
GEORGE 2003年7月22日(火)23時24分

録音かなり悪し。ビデオクリップで見よ。
・・・昔ミュージックボックスとかいう番組で録画したヤツ、テープ詰まってダメになってしまった・・ヨヨヨ。
もう手に入らんよな・・。
Kamiko 2003年9月7日(日)12時11分

Martin Walkyierのシャウトの魅力が出てきつつある。
SKYCLADでは聴くに堪えないMartinのボーカルだが、このアルバムでは鳥肌が立つほど格好いい。(まあ、楽曲の質の問題もあるんだろうが…。)
また、曲構成の面でも成長を見せており、静と動を上手く使ったパートを多用していたりと
センスの良さを見せ付けてくれるのが嬉しい。
当然、名盤。
noiseism 2005年9月22日(木)16時51分

現在では、引く手数多の敏腕プロデューサーとして名を馳せるアンディ・スニープ(G)や、
SKYCLADのマーティン・ウォルキーア(Vo)が在籍していた事で知られる、英国はノッティンガム出身の
スラッシュ・メタル・バンド、'89年発表の2ndアルバム。(ちなみに、本作からツインGを擁する5人編成となった)
ストレートなスラッシュ・サウンドを聴かせたデビュー作『HISTORY OF A TIME TO COME』に比べ、
今回はマーティンの「色」が強く反映された、ファンタジックな雰囲気漂うコンセプト・アルバムという事で、
スラッシーな疾走感はそのままに、リフはより重厚に、Gは艶を増し、アコギ、ストリングス、女性Voの導入等、
細部へのアレンジにもこれまで以上に気の払われた、起伏に富んだドラマチックな楽曲がズラリと並ぶ。
前作では、割とありがちなシャウト・スタイルだったマーティンのVoにも凄みが増し、
ある種呪術的とも言えるドスの効いた歌唱でアルバムの幻想的な雰囲気を盛り上げる。
個人的には、イントロ①に続く②や、④のようなシャープに疾走するリズムに、劇的なツインGが乗っかる楽曲が好みなれど、
マーティンがノーマルVoで歌い上げ、そこにバイオリンが絡む③も、後のSKYCLADに繋がる重要な存在として見逃せない。
全体的に見ると、アルバムのハイライトとなるべき大作曲にイマイチ冴えが見られないのが残念だが
(リフが次々に展開していく⑤とかはユニークな仕上がりなんだけど)、本作をSABBATの最高傑作とする意見に異論はない。
尚、最近長年のファンの願いが叶って、アンディ・スニープによりリマスターが施された再発盤がリリースされた。
火薬バカ一代 2007年3月4日(日)22時18分

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