TOPページ(新形式)に戻るTOPページ(旧形式)に戻るDON DOKKENのページに戻る
CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。


(旧形式-更新停止)
UP FROM THE ASHES / DON DOKKEN
このCDをamazonで探すstyle=border:none

DOKKEN解散後、ジョンノーラムらと結成した、当時スーパーバンドと評されたバンドの一作限りのアルバム。

ファンが持っているドンドッケンのイメージどおりの湿り気を帯びたメロディアスなハードロックを体現してるのですが、
魅力、完成度、個性、アイディアにおいてDOKKEN時代と決定的に何かが劣っているように思います。
一つはギターリフの響きに繊細さが無い。このギターリフの響きというのは個人的にDOKKENというバンドの持ってる最も重要な魅力の一つだと思ってるんです。
ジョージリンチのつま弾く繊細な表情のリフが、曲の印象を決定づける大きな魅力となって完成度を高めている。
その点ジョージの参加していないこのバンド、アルバムは「何か違う」」という印象はぬぐえません。
違うバンドだから当然ジョージがいないのは分かるし、DOKKENとはまた違う魅力的な個性を表現すれば文句は無いのですが、
やはり完成度や説得力、アイディアにおいて決定的に完成度が劣っていると思います。曲の「表情」が伝わってきません。

やっぱりドンの個性を最大限生かし、曲の完成度を高めるにはジョージリンチの個性は不可欠だとこのアルバムを聴いて改めて感じました。
。。。とはいえ方向性は凄く好きなので、もう数作聴いてみたかった気もします。
kanyuuu 2003年7月26日(土)20時23分

DOKKEN解散後、ドン・ドッケンが、元EUROPEのジョン・ノーラム(g)、元WATCHTOWERのビリー・ホワイト(g)、元ACCEPTのピーター・バルテス(b)、元KING DIAMONDのミッキー・ディー(ds)と結成した、自らの名を冠とするバンドのデビュー・アルバム。
その音楽性はDOKKENの延長線上にあるものの、若干、地味な印象を受けるかもしれない。
ジョージ・リンチの攻撃的でスリリングなギターが入っていないことに寂しさを感じるリスナーも多かったのではないか。
しかし、失ったものの変わりに得たものがあるのも事実で、ジョン・ノーラムが持ち込んだ哀愁がそれであると個人的に思っている。
例えるなら「UNCHAIN THE NIGHT」や「SO MANY TEARS」などの曲が持っていた雰囲気に近いものがあるかもしれない。
これまでのドンのヴォーカルには線の細さを感じさせるきらいがあったが、本作では曲の持つ哀愁や叙情性にフィットした、実にウェットな歌を聞かせてくれている。
「CRASH'N BURN」は「TOOTH AND NAIL」や「KISS OF DEATH」といったDOKKEN時代の名曲にも引けをとらないかっこよさだし、続く「1000 MILES AWAY」も幻想的なバック・コーラスがとても印象的な好曲。
他にも、イントロがカッコイイ「LIVING A LIE」、ギター・リフが風変わりでややキャッチーな「MIRROR MIRROR」、哀愁を感じさせるクラシカルな「STAY」、爆撃音から導かれるギターのメロディが美しい「DOWN IN FLAMES」、ドラム・ソロから始まるアグレッシヴな「THE HUNGER」などはDOKKEN時代のコンパクトな楽曲を彷彿させる出来栄えだ。
「WHEN LOVE FINDS A FOOL」の作曲クレジットにはグレン・ヒューズの名も。
ただし、ジャケットのチープさはいただけないな。

地獄葬戦士 2004年2月29日(日)20時58分

ドッケンは、ブレイクする前に分裂した。結局「バック・フォー・ジ・アタック」の異様な緊張感は、バンドの崩壊を示唆していたのである。もちろんドッケンは好きである。やはり解散する前までの作品であるが.......。このアルバム、僕は結構好きである。ジョージ・リンチファンにはこのソフトな印象を与えるサウンドにもの足りなさを感じるであろうが、楽曲はもろドッケン節である。特に①②は当時も気に入っていて、よく聞いていた。その他の楽曲もなかなかの出来で当時も評価が低かったが、僕は今でもよく聴いている作品である。
ヤング・ラジオ 2004年3月7日(日)7時47分

DOKKENとは別物であるということを忘れずに軽い気持ちで聴いて欲しいアルバム。
ドン・ドッケンのキャッチーな恨み節があっさりと聴けます。ドンの歌唱自体はDOKKENより無理がない気がします。これはこれで私は好きです。ドラムが意外にカッコイイし(顔じゃない)。
それにしても…ジョージとドンは性格が死ぬほど合わなくてお互い死んで欲しいと思うくらい大嫌いなのかもしれないけど、そーゆー組み合わせのVo.とG.ってなんで音楽作るときは相性がいいんだろう。他にもいろいろ思い浮かびます…。
meangirl 2004年11月12日(金)19時32分

ドン・ドッケンのソロ作……と思いきやドン曰く「これはバンドだ」だそうですね。紛らわしい!(笑)
ギターにジョン・ノーラムとビリー・ホワイト、ベースに元ACCEPTのピーター・バルテス、ドラムに現MOTORHEADのミッキー・ディーというメンツで、個人的にはミッキー・ディーとドンの共演なんて意外も意外でした。勝手なイメージですが、ミッキーは「ドン・ドッケン?あんなフニャ声、ロックじゃねぇよ」とか言ってそうで…。(笑)
それはともかく、俺はまだDOKKENのアルバムを聴いたことはなく当然比較は出来ないんですが、ドンのソフトな歌唱を活かし哀愁味あるメロディックなハード・ロック主体で、曲自体もなかなか粒が揃っていて好印象でした。②1000 MILES AWAYの冒頭の甘〜い歌唱は良い感じですねぇ。
ギターの2人も良いプレイを聴かせてくれますしね。
ミッキー・ディーにはもっと暴れて欲しかったけど、そんなことしたらドンの歌唱に合わなそうだし。一瞬だけだけど⑪THE HUNGERのイントロで「おっ」と思わせてくれますけどね。(ただ、こういうドラムの音作りは苦手。「ポン、ポン」いう感じ)
まぁ、全体的にソフトで哀愁たっぷりの曲ばかりなんでもうちょっとアグレッシヴなものも欲しいなぁっていうのが本音なんですが、…まぁ良いか。(笑)
個人的には全体的には良いんだけど、飛び抜けて良いなと思える曲がなくて聴く機会が少ないんですが、哀しいかな("嬉しいかな"か?)中古で安く売ってるはずなので機会があれば買って損はない出来だと思います。
メタラァ 2005年2月3日(木)16時22分

本当はDOKKEN名義で出したかったが法的にNGということでDON DOKKEN名義で発表されたこのアルバム。いや、実に捨て曲なしの名盤です。ダラダラした曲がひとつもない。
マイ・ギターヒーローであるジョン・ノーラムが弾いてるというのが聴こうと思った第一の動機でしたが、やはりドンの美しいコーラスがある以上サウンドはDOKKENです。
ただやはり計算ずくのノーラムと荒々しいジョージのプレイではギターの性格も異なるわけで、ノーラムのプレイも素晴らしいですがやはりドンのヴォーカルにはジョージじゃないと合わないという気がしました。
せめてドンの性格がもう少し穏やかで2人が仲悪くなければ・・・とおもわざるを得ない作品です。
JENESIS 2005年3月31日(木)18時22分

アルバム全体からうかがえる、透明感や哀愁。
(全編マイナー調の曲だし)
その美しさとヘヴィメタリックな演奏のアンバランスに、心を奪われた。

ジョージの居た“ドッケン"も大好きだったけど、
ジョージの居ない“ドン・ドッケン"も、負けずにカッコいいと思った。
叙情性では、上回るとさえ思った。

歪んだギターさえ上品に聞こえる線の細さは、ドンの個性かもしれない。
でも、だからこそ、色んなギタリストとぶつかれるんだと思う。
(ぶつかるのが個性だけならいいんだけどね……)

時期的にか何なのか、“ヘヴィメタルっていいなあ〜"って改めて思った一枚。


fuwatoro 2005年4月20日(水)6時4分

ドン・ドッケンの魅力を最大限に活かしたアルバムといえる。ドッケン時代からヘヴィメタルを歌うには甘く切なすぎる歌声といわれた異色のヴォーカリスト、ドン。
ハード過ぎず、ポップ過ぎず。当時ドッケンを離れたジョージ・リンチが鼻で笑ったアルバム。
しかし、メロディを限りなく大切にし、独特の哀愁をこめて唄う様は聴き手の心に響く。簡単に作られた曲など一切ないのがわかる。ジョン・ノーラムとビリー・ホワイトによるバランスの取れたツインギターも聴き所。まあジョージが弾いていたら?と思わず考えたりするが・・・攻撃的なギタープレイとは違い、少し落ち着いた渋さの入ったハードロックの傑作。
ピュアメタラー 2005年5月10日(火)22時6分

ドッケンを語るとき、その歴史を知っている人とそうでない人の感覚は、絶対に異なるはずである。本当はドンは、ドッケンという名前に拘っていなかった事や、ソロ名義のような名前を使いたくなかったという事実を、知っているか否かだけでも感覚は微妙に異なってくるはずである。
エゴがお互い強すぎたんだろ.....と、部外者が言うのは簡単である.......。
この作品に限って言えば、当時は評価が高くなかった。でも僕は当時から、お気に入りの作品であった。ドンという男は誤解を受けやすい人物である。先入観を捨てて聞けば、十分名作といえる完成度である。①なんか聞いてると、なんかすごく切ない気分になるのは自分だけだろうか.......。
ヤング・ラジオ 2005年8月21日(日)22時1分

ドン・ドッケン(Vo)、ジョン・ノーラム(g)、ビリー・ホワイト(g)、ピーター・バルテス(b)、ミッキー・ディー(ds)による、ある意味スーパー・バンドと呼べる編成で'90年に発表されたアルバム。
比較するのもなんだが、ジョージ・リンチのLYNCH MOBよりもDOKKENの香りを残している。
ジョン・ノーラムが持ち込んだと思われる初期EUROPEにも通ずる愁いもこのバンドの個性だ。
正にそのDOKKENとEUROPEを足して2で割ったようなハード・ロック「CRASH'N BURN」は超名曲だし、初期EUROPEを髣髴させる「1000 MILES AWAY」や「LIVING A LIE」の哀愁のメロディもたまらない。キャッチーな「MIRROR MIRROR」、ドンの愁いある歌唱が美しい「STAY」、ギター・メロディが秀逸な「DOWN IN FLAMES」、アグレッシヴでハードな「THE HUNGER」もお勧め。
このアルバム1枚っきりで終わったのはちょっと残念。
殺戮の聖典 2006年1月13日(金)21時54分

はっきりってドッケンよりも好きである。それはヨーロピアンな哀愁とドンの歌とノーラムのギターがうまく融合しているからだ。リンチのギターも悪くはないが、アメリカン過ぎると思っていた。ノーラムのソロの方が上だ。リフに関してはリンチだが・・・しかし、この後ノーラムはブルーズに走り、ドッケンはジョージと寄りが戻って再結成した。わけわからん。つーかこのアルバムはドッケンのどのアルバムよりも完成度が高いし、哀愁のある最高のアルバムである。
ジーノ 2006年1月18日(水)2時31分

ヨーロッパのギターリスト、ジョン・ノーラムにとって評判のいいソロ1stと最高傑作2ndの間の時期の作品。ジョン・ノーラムが好きな方はぜひ、このアルバムを聴いてください。

ようざん 2006年8月13日(日)7時57分

過去最高のプロダクション、粒ぞろいの楽曲、ドンの最高傑作。これさえあればドッケンのアルバムなどいらんわ!
shaka 2006年11月14日(火)23時37分

2度目の書き込みになるが、ドッケンの曲よりも粒が揃っていて、哀愁があり、叙情的である。メロディアスハードが好きな人なら買いである。ほとんど捨て曲が無く。ジョン・ノーラムのギターは素晴らしい。ジョージリンチの粗いソロよりも、上品なジョン・ノーラムの方が好きだな。実際はドッケンより、メロハーよりだが、別にハードじゃなくても、メロディーが命である。
ジーノ 2007年4月13日(金)17時4分

「UNDER LOCK AND KEY」のメロディアスな要素をよりレベルアップさせたかのような1枚。
中でも、コーラスが美しいWhen Some Nightsは名曲だと思う。
ICECLAD RAGE 2007年6月30日(土)19時38分

確かにいいアルバムには違いないけど、ドン・ドッケンはプロデュースのセンスなし!SHYやXYZの例があるが、曲や演奏がせっかく良くても、音質が地味に感じもっとどうにかならんか!と思う。彼は結構無難に仕上げる性格なのかな?
ニャー 2007年8月10日(金)22時45分

ドン・ドッケンのソロアルバムゆえ、当然のことながらDOKKENのディスコグラフィー
には登場しない。このアルバムの存在自体を知らない人が多いのではないか?
しかし、なかなかどうして本作は佳曲揃いの名盤である。

ギターにジョージ・リンチ程の派手さはないが、ツインリードとドンのヴォーカルを
生かした曲が多く叙情度・哀愁度はDOKKENを上回っている。
それにしても「CRASH'N BURN」はドンのキャリアの中でも屈指の名曲だ。
DOKKEN名義ではないからと言って埋もれさすにはあまりに惜しい。
王子おズボン 2008年6月21日(土)0時41分

ドン・ドッケンのソロバンドの1st
かれのソフトで繊細な歌声を生かしたメロディアスな楽曲が魅力のアルバムでした
全般的に角が丸くないエッジ不足だが彼の歌声にはあっている
ビリーホワイトのリズムギターの切れも素晴らしいしミッキー・ディーのドラムも聴き応えがある
各メンバーの良さをイマイチ活かしきれていないような気もするし
上品にまとまりすぎた感もあるがソフト路線のHM/HRに興味にある方は聴いて損はないかと思います
失恋船長 2008年11月21日(金)19時36分

けっこう好き。確かに物足りない感もあるが。
モブルールズ 2009年4月26日(日)15時2分

ガツンとしたインパクトのある曲は無いんですが、ドンらしいメロディが満載。
憂いを持った楽曲の数々は、ある意味ドッケン時代を踏襲している感もあるのですが、
バックが違うと、その質感も違ってくるのは当然と言えば当然。
具体的に言うと透明感が増したというのが大きいのではないでしょうか。
やはりジョン・ノーラムの参加がキー・ポイントですね。

このメンツをキープできなかったドンの性格には確かに問題ありそうですが、
どんなに性格が悪くても素晴らしい音楽を生み出せてしまうというのは、まさに
音楽がもつ魔性というべきものなのでしょう。
はっちゃん 2009年6月28日(日)4時36分

意見を書きこむ

意見内容

新規 修正(名前登録済の方のみ可能)
ボタンは一度だけ押してちょっと待ってね!