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STREET RATS / HUMBLE PIE
1975年発表。
この時期になると度重なるツアーで疲労が増し,メンバー間においても常に口論が絶えずマリオットも酒とドラッグに溺れ益々バンドの状況が悪化していた頃であり,またレコード会社との契約も残っていた為,レコーディングはかなり難航したみたいである。
それでもSTREET RATSやビートルズナンバーのRAINは迫力もあり聞き物である。
演奏自体は決して悪くないが,しかし全体的にアルバムのまとまりとしては欠ける。
またマリオットと共に共同プロデューサーとしてアンドリューオールダムの名前がある。イミディエイトに誘ったのが彼ならば最後の作品として名を挙げるのも彼ならば,これはなにかの因果か!!
とりあえず6年間に渡るハンブルパイの活動はこれにて一応ピリオドとなった。
とりあえず、パイの歴史に一旦ピリオドが打たれた作品ですね。
よく雑誌などではパイというよりもマリオットのソロに近い作品という評価が
多いですが、正直「スモーキン」以降はマリオット中心なのでイチイチ上記のような
評価は不必要かといつも思いますね。
作風は火の出るようなロックンロールのタイトル曲等、シンプル且つタイトに引き締まった
作品が多くもっと良い評価をうけるべき内容だと思います。