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蛇神姫 / 犬神サーカス団
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まあぶっちゃけメタルではないんですが。
凶子の狂人じみた世界が存分に楽しめるいいアルバムですね。
ブラックサバスを髣髴とさせるタイトルチューンは聴いてみる価値ありだと思います。
OBITUARY最高 2003年10月22日(水)11時33分

とてつもなく、オドロオドロしい歌詞のアルバム。
聴くのが今でも、怖いです。
このバンド、一筋縄ではいかない。
こんな、恐ろしい歌詞のCDは初めてです。

devilmotor666 2005年5月18日(水)21時2分

2000年発表の3rd。

「スケ番ロック」が犬神のエンターテイメント的な部分の集大成の傑作だとしたなら、
このアルバムは彼らの作品の中で最も「おどろおどろしさ」に特化した傑作だと思います。
前作の「地獄の子守唄」でさえ、タイトルトラックなんかはエンターテイメントとしての
「グロ」を表現している印象を受けますが、このアルバムではそういった聴き手を
楽しませようとする姿勢はあまり感じられず、直球で人間の暗黒面を表現している感じです。
聴いていると昭和初期の日本の村のような風景が思い浮かびますが、明らかに風光明媚だったり
古きよき日本とかそういう感じじゃなくて、瘴気の濃さに圧倒されて参ってしまう感じ。

ヴォーカル面でもそれは顕著で、凶子さんは元々表現力の高いヴォーカリストだと思いますが
このアルバムの歌は語尾を擦れさせたり、ぶつぶつ呟いたり、声を震わせながらメロディを
追ったりととにかく怨念が感じられて、本当に背筋が寒くなるようです。

今のところフルアルバムとしては「形而上のエロス」が最新作ですが、原点回帰を
標榜するならこのアルバムくらいの瘴気の濃さが欲しかったなぁ…。
Usher-to-the-ETHER 2006年11月16日(木)22時38分

このバンド…というより劇団さんのカラーは失われていない。

ただ,「いかにも昭和の裏路地」の雰囲気を漂わせる「地獄の子守唄」と比べると,
V系(Dir en grey初期とか)にありそうな歌詞の曲も出てきて,筋肉少女帯あたりが
得意としたある種の怖さを求めるリスナーにとっては,少々中途半端なのではないかと
思えてきたりもする。

「鬼畜」のようなキャッチーなメロを使う歌ものもあれど,イントロ「蛇神姫」から続く
「逆流」のように「唄ではなくしゃべり」(あれをvo.としての表現と言ってやるのは
買かぶりすぎだと思う,役者の台詞としてなら上質だが)の曲も相変わらず収録されている。

ついでに,歌詞が短いせいで一曲の中でまるまる全体を二度繰り返す,というような
構成も相変わらずそこここで見られるので,見事に叙事的な展開や場面転換の多い
楽曲構成を期待するとハズレを引く可能性もある。

やはり入手には一手間かかるので,できるなら曲数を多めに視聴してから手を出した方が良いかと思う…。
k.s.m.2 2010年7月23日(金)12時46分

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