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NO QUARTER / JIMMY PAGE & ROBERT PLANT
第一印象は退屈。第二印象はまあまあ。第三印象は、なかなか良いんじゃないの!?これ。でした(笑)。
先日、ツェッペリンのアルバムを聴きまくった後に久々にこれを聴いてみるとなかなか良いと思えました。
確かに、この二人がくっつくとツェッペリンのサウンドを期待してしまいますが、これはこれで別物と考えれば、なかなか味があっていいと思います。
まあ、それでも上級者向けのアルバムだと俺は思います(俺は自分が上級者だとは思いませんが(笑))。
ツェッペリンの専門家として有名な渋谷陽一さんはこのアルバムを「1点だな」といったらしいです(ホントかウソか・・・)。
「KASHMIR」のアレンジがすごく良い。
↑怒りません(笑)。
後期プラントの粘っこい色気のある歌唱が聴けるのが救いです。
この2人が組んでZEPの曲をやるというとどうしても「あの音」を期待してしまう。
どうせなら全曲オリジナルでやるくらいの気概がほしかった。
過去の遺産を食い物にするなよー、ペイジ!
そうかなあ。インド人オーケストラを迎えての Kashmir や Four Sticks なんてかなりのものだよ。
あくまでライブ作品ですからスタジオ盤とは違うアレンジだと個人的に考えています。
新曲も数曲入っていますが、あくまで実験的なものですし・・。それにしても、ペイジの色よりも
プラントの趣味の色が非常に濃いですね。
ところで、日本公演ではこのまま、アンプラグド風、アラビアサウンドで押し通すかと思いきや
案外HR色の濃いライブだったので満足しました。が、せっかくZEPPとは違いスタイルを作ったのに
ライブでは昔とかわらぬアレンジで演奏されると、いったい何がやりたいユニットだったのか
考えてしまいます。やるなら徹底してアラビアンで行けば硬派だったのに(お客はつまらないかもしれませんが・・・。)
新曲もありますが、主にZEP時代の曲をアレンジを大幅に変えて発表したアルバム。
全然HR的ではなく、アコースティックで民族音楽的でもあります。
変わっていて、けっこう面白い試みだと思います。
超一流の作品である。
ZEP ならではの情念を静か〜に体現した感じだが、
随所にバンド・アンサンブルやハードな展開も見られる。
音楽的にも民族音楽を取り入れたりして、
ふたりの精神性を重視したかのような作品。
とらえどころが難しいと思う。
たまに聴くと、素晴らしい作品だと感心する。
感想が難しいので、書き込みが少ないのかな。