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I HEAR BLACK / OVERKILL
93年。
OVERKILLのなかでは微妙な位置付けのアルバムですね。
それまであった彼らならではの勢いがあまり感じられないことで評価が低い。
速さや勢いに頼らずにヘヴィネスとメロディでどこまでやれるか実験してみた、という色が強く感じられます。
当時は正直イマイチだったのですが、THE KILLING KIND以降のアルバムを聴いてから本作を聴き返してみると、この実験が後々活きていることが発見でき無駄ではなかったんだな、と思います。
93年,6th
OVERKILL最大の駄作
脱スラッシュブームにのっかってしまったために
彼等本来の音楽性に無理な味付けしてしまった結果なのでしょう
OVERKILLにメロディなんていらんのです
聴けません
デビュー以来、一貫して自己流のスラッシュ・メタル道を邁進してきたOVERKILLが、
唯一、流行に影響されて作り上げたと思しき、'93年発表の6thアルバム。
中〜低速のヘヴィ・チューンがウネリまくる作風は、明らかに90年代型モダン・へヴィネスからの
悪影響(と言い切ってしまう)が伺えるものの、演奏自体は相変わらずパワフルなので、
速度が落ちたとは言え突進力までは失われていない。
ドスの効いたOPチューン①、緊張感を伴ったメロディアスなリフ・ワークが冴える③、ヘヴィ・バラード⑤
といった楽曲は、前作で感じられた「ミッド・テンポの曲の魅力不足」を見事に解消。また、⑧⑫と要所に
高速スラッシュ・チューンを配して、全体の流れが一本調子になるのを防ぐベテランらしい心遣いも○。
ただ、楽曲の出来・不出来にかなり差がある事と、ボビー“ブリッツ"エルズワースのマッチョなVoと、
妖しくウネル楽曲の相性は良いとは言えず、折角のメロディアスな歌唱もマヌケに響く場面が散見される点は大きなマイナス。
良くも悪くも「実験作」を域を出ない内容ながら、個人的には必要最低限のクオリティは備えている作品と力説しておきたい。
なるほど。そう来たか。
俺はベテランの漫才を見た後で、そう一人つぶやく時がある。
俺は漫才に納得なんて求めていない。
当然、笑いを求めている。
しかし、この納得感。
否定すべきものでもないような気がする。
なんだか強引だ。
エレクトリック・バイレンス。「オ」は発音しない。
それでいいんだ。だってカッコいいから。
文句あるなら、あんたも肩からガンベルトを掛けて街を歩いてみろ。
俺は絶対にやらないから。
間違ったよ。
TAKING OVERを聴きながら、I HEAR BLACKの感想を書いたから、
途中で間違った。
けど良いんだ。それも感想の一つだから。
でも、俺に対して言っておくよ。
I HEAR BLACKってそんなに悪い内容じゃないよ。
確かにつまんないけどね。