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BABYLON / SADS
2000年発表の2nd。
ジャケットの色・紫のイメージの妖艶なコンセプトアルバム。
ミドルテンポの曲が多いけどどれもいい出来だし、速い曲は問答無用でカッコいいです。コンセプト外として収録されたラスト3曲も実に痛快!
コンセプチュアルな整合感がありながら、ロックンロールのカッコ良さもぎっしり詰まった傑作ですよ。
最もシングル続出のヒットが絶大だった2nd。
シングル二枚が赤と青を象徴し、トータルで紫になったコンセプトアルバム。
退廃的なサウンドとサポートだった小林勝のうねるベースが生み出すヘヴィグルーヴがこのアルバムの肝だと思う。
バンド色は薄く、現在の清春ソロの音楽性に最も近いアルバム。
2000年発表の2nd Album。
清春にとってはこれまでにない大規模なアルバムだっただけに、ただならぬ気合いを感じますね。
前作の延長線上に位置するアルバムですが、ブルージーなところはとことんブルージーに、過激なところはさらに過激に成長しています。
そのため、取っつきにくさという意味ではNo.1かもしれない。
初心者にはあまりオススメはしないが、オススメは④、⑦、⑧、⑫、⑯、⑰ですかね。
ちなみに本編は⑭までで、後はおまけの様な印象なのだが、その部分が何気においしい。
87点。
SADSの2nd。
1stとは打って変って「紫」で統一されたコンセプチュアルアルバム。
ライブも演出もAUTO MODみたいに裸の女性が出てきたりとド派手担っていった。
このアルバムは紫の色のごとく妖艶でカッコヨイ!
ただ、「忘却の空」が少し浮いているかも。
特に⑧以降の流れに「紫」が滲み出ているように思う。それに現在のソロの妖艶な雰囲気も他のアルバムよりこのアルバムでよく垣間見ることができる。「ストロベリー」なんかはこのコンセプトに似合ってるけど、「忘却の空」は「SAD〜」か「13」に入れたほうがまだ味があった気がする。(といってもこれがあるから2ndは大受けしたと思う。実際2ndといったら「忘却の空」を挙げる人がほとんどだし)。もし1stに入ってたとしたら、「TOKYO」と「憂鬱という名の夢」と「忘却の空」、そっちの方が凄いな。
ちなみに最後の「SANDY」のリミックスVerは何気にシングルより仕上がりが格好いい。