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FROM THE CRADLE / ERIC CLAPTON
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94年発表。全編ブルースのカヴァーのアルバム。生粋のブルーズ好きからすると、クラプトンのやるブルースはまだ「甘い」らしいのですが、
ブルースに関してド素人な自分からすると無茶苦茶カッコいいアルバムです。
若造が偉そうに言うのもおこがましいですが、ただ純粋にブルースを演るクラプトンが好き。ソロ時代以降のクラプトンの
アルバムを聴いていると、「もっとギターを!!ギターを弾きまくってくれ!!」といつも消化不良に感じてしまう自分なのですが、
(たぶんクラプトンの魅力っていうのは自分の考えてるところと違うところにあるんでしょう…)、このアルバムは思いっきり「ツボ」ですね。
このアルバムをかけると、すぐにギターをとって擬似ジャム状態に…(ジャムと呼べる代物じゃないけどね)
「BLUES BEFORE SUNRISE」のザラついたクラプトンのボーカルとスライド、「GLOANING THE BLUES」でのスローでどっしりとした
貫禄のギタープレイなどは思わず釘付けになります。…今作は「アンプラグド」大ヒットの余波をかって米英で初登場1位を記録しますが、
リリース後のツアーでは「ティアーズ・イン・ヘヴン」も「レイラ」もなしにずっとブルースを弾き倒すというものでした。
酒とバラの日々 2004年8月19日(木)4時1分

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