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LEFTOVERTURE / KANSAS
'76年の作品。プログレ・ハードバンドとしてのKANSASの人気を決定的なものにした1枚。
1曲目「Carry On Wayward Son」は、哀愁漂いつつもプログレッシヴな1曲。圧巻は8曲目の「Magnum Opus」。まさに"超大作"で、プログレ・ハードの真髄をあますところなく聴かせてくれる。
本作は次作の『POINT OF KNOW RETURN』と対になる作品で、ぜひあわせて聴いてもらいたい。傑作。
「Carry On Wayward Son」はインギーがカバーしてましたね。
アルバム「POINT OF KNOW RETURN」と共にカンサスの最高傑作でしょう。
やっぱ THE WALL でしょ。泣き泣きの名曲です。
個人的には CHEYENNE ANTHEM も。
76年。Jeff Grixmanのプロデュースによる4枚目。全米5位記録。
KANSASの出世作である。プログレシッブ・ロック的な感覚とHR色が見事に融合した内容である。過去の2枚(SONG FOR AMERICAとMASQUE)の折衷作と言える。
佳曲揃いであるが、特にCarry On Wayward Son、The Wall、Opus Insert、Cheynne Anthem、Magnum Opusといった曲は、この時期の代表曲である。
全曲名曲の音楽史上に残る大傑作アルバム。
誰にでも聴いてもらいたい一枚。
臭さはあるが、質は最高だと思う。今聞いても、音の古臭さは多少感じるが、曲の持つパワーが音の古臭さなど感じさせない位、強烈に輝いている。
捨て曲なし。
とことんはまった1枚。だがカンサスのアルバムはどれもこれもいいアルバムばっかりだからな〜。全部お勧めします。
70年代はいいよな〜。非常に冒険心に満ちた音楽がいろいろ出回っていた時代。そういう時代だからこそ出来た作品とも言えるかもしれないね。
プログレッシブな作品ではあるが、むしろそういう事はあまり考えずに気軽に聞いてもらいたいですね。気軽に聞ける作品です。
なんとなくジョーリンターナー時代のレインボーに通じる感じがする。VOがなんとなく似ているからかな?
一家に一枚。
後期の作に比べると古臭さがむしろ味となって付加され、個性的な音に感じられる。
アンサンブルがシンプルで判りやすく、とても心地よいのだ。
ボクはここをルーツに今ではチェンバーロックを漁るようになった。
知的な感性とファンタジックな雰囲気が魅力で、アンサンブルの味わいがロックサウンドに非常にマッチした渾身の作だな。
アメリカンロック的なキャッチーさと、
ヨーロッパ的なドラマチック性が見事にマッチした作品。
そんなに長い曲もないし、なんと言ってもポップなので非常に聴きやすい。
プレグレ入門に最適な作品ではないでしょうか。
レフトオーバチュア…いいですな、メロディアスロックって感じで
全曲超聴きまくったアルバムです。
知性的で幻想的でかつテクニカル。
いやぁ巧いね!
全曲物凄い完成度を誇る超名盤です。
まずトップの「Carry On Wayward Sun」で完全にこのアルバムの世界に引きずり込まれます。そして続く「The Wall」の美しさで昇天!。この時点であなたはこのアルバムを買ってよかったと思うことでしょう。
その後も本当に素晴らしい曲が続きます。捨て曲?。そんなものは存在しません。もうそんなレベルの話じゃありませんから。
全曲素晴らし過ぎるのであれなんですが、個人的に大好きなのは「Miracles Out Of Nowhere」と「Magnum Opus」でしょうか。どちらもその劇的な展開に悶絶です。
この頃のKANSASの作品はプログレッシヴの王道を行っているように世間では言われていますが、決して難解なものではありません。イギリスのプログレッシヴ勢が完全に後退してしまった'76年という、かなりビミョ〜な年に発表された作品なわけで、この作品にも音楽的な模索というものが感じられます。YES的な豪華主義の色合いも残しつつ、ちゃんと歌メロが口ずさめるという産業ロック性も感じられるという、この時期だから成し得た奇跡的な作品ではないでしょうか。
そして個人的にDREAM THEATERの基本はこの時期のKANSASにあるんじゃないかと思っています。彼等の目指すものはRUSHよりもKANSASにあったんじゃないかと。
というわけでこのアルバムは世紀の傑作です。
ジャケから何から、全てが超ハイ・クオリティなアメリカが生んだ奇跡です。
まだこの奇跡を体感していない方は是非!!!。
早く聴かないとブヨが襲ってくるぞ〜!!!(笑)。
強烈にメロディアスです。歌メロ、間奏のヴァイオリンやキーボード、何から何までが。
スケールが非常に大きく、その音の包容力は音楽界屈指のものがあります。
こういう、ざっくり温かみのある音楽がまた主流になってくれないかなぁ・・・。
とにかくこれ、完璧中の完璧な作品といっても過言ではないでしょう。
発売日にしっかりとゲットしたLPでした。あれから30年か〜。今はCDで聞いているけど全く飽きないアルバムの1つです。嫌いな曲はありませんが「Carry on〜」「The Wall」「Cheynne Anthem」が特に気に入っています。全曲、非常にアイデアに富んだメロディーラインとコード進行が彼らの非凡さを感じます。アメリカまで行ってライヴも見ました。
素晴らしいアルバム。名盤で捨て曲なんてあるわけない。
私のようなあまりプログレに入れ込んでない人間でも、叙情的で美しいメロディや展開に感動できたし、展開自体もそこまで複雑とは思わなかった。
わかりやすいプログレとでも言おうか。
それにプログレなのに歌うまいです。かなり。
で、ブヨってなんかダセー。他にタイトルなかったのかよ。「ファーザーパディラと完全なるブヨの対面」って、、、うむむ・・・難しい!
POINT OF KNOW RETURNもいいけど
個人的にはこのアルバムがKANSASの頂点だと思っています。
アルバム全体の流れも素晴らしい。個々の曲の質も高い。聴きやすいプログレなので、プログレを余り聴いたことがない人にもおすすめできる。
6人編成による密度の濃いサウンドが素晴らしい、アメリカンプログレ屈指の名作!
次の作品と並んでKANSASの絶頂期の傑作。
70年代プログレの判る人だけ判れ、って言う感じがちょっと苦手。
でもこのアルバムは別。プログレって歌ヘタな人多いのに、これは
めちゃくちゃ上手い。演奏は強烈に内容濃くて、テクニカル。しかも
とても聴きやすい。質の高いメロディアスハード。って俺如きが
言わなくても普通に歴史的名盤なんだろうね。神懸かり的なバランス
感覚です。このアルバムを聴けて良かった。他のも聴こう。
普通なら締めに使うべき"THE WALL"を惜しげもなく2曲目に持ってこれるほどの充実した内容。6人の面々が誰一人邪魔になっていないアンサンブルの極地。次作の"POINT OF KNOW RETURN"とは濃密度においてかなりの差あり。よく大陸の人間がこれだけのものを作れたものだと感心させられるほどの緻密な大傑作。次作の"POINT OF KNOW RETURN"とは濃密度においてかなりの差あり。
プログレッシブ・ロックならではのインテリジェンスと、大衆性(ポップさ)が高いレベルで融合を果たした、
KANSASの最高傑作にして、アメリカン・プログレ・ハード史上に燦然と輝く名盤として名高い
(『永遠の序曲』という邦題も美しい)、'76年発表の4thアルバム。
前作まで根強く残っていたロックンロール色(ノリで押すタイプの楽曲)が一掃され、起承転結がバッチリと決まった
劇的な楽曲群で全編が固められた本作は、しみじみと泣く珠玉の名バラード②、ヴァイオリン大活躍のドラマティックな④、
卓越したアレンジ能力の高さが堪能できる⑦、そしてラストに鎮座まします、KANSASの全てが注ぎ込まれた
彼らのプログレ・サイドを代表する“超大作"⑧といった、バンド屈指の名曲中の名曲たちがズラリ並ぶ。
全米チャート11位にランクインを果たした大ヒット曲①が、この中に並ぶと大した曲に聴こえないのだから、
その内容の充実っぷりの半端なさが分かろうと言うものだ。
ハイテクニックに裏打ちされた、綿密なアレンジの腕前にも益々磨きがかかり、それでいて、親しみ易いキャッチーな
哀メロを大切に聴かせる姿勢が終始徹底されているため、凡百のプログレ・バンドにありがちな、独り善がりな難解さも皆無。
張り/艶/伸びと三拍子揃った絶品のVo、よく歌うG、美しく流麗なKey、構築美に富むリズム隊、そして優雅で
マイルドな叙情性を演出するヴァイオリンとが、一体となって生み出す楽曲群は劇的極まりなく、
当然のように捨て曲は一切なし。DREAM THEATERを筆頭とするプログレッシブHMバンドのファンで、
まだKANSASを聴いた事がないという人は、確実に人生大損こいてますよ!
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