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FREAKS OF NATURE / KANSAS
'95年発表。プレ本格的復活アルバム。というのは、このアルバムで久しぶりにほぼオリジナルメンバーに近い編成になったからだ。音的にも'70年代の黄金期にぐっと近くなった。単に昔に戻っただけなのかって?違う。彼らは"彼らの音楽の本質"を取り戻したのだ。
1曲目はギターソロとヴァイオリンの応酬が爽快なファストナンバー。複雑な曲構成が自らの出自を強烈に主張している。個人的にはこの一曲でKOされた。
他にもヴァイオリンが美しく少し哀しい③(彼らのキャリアの中でも、5本の指に入る名曲と信じて疑わない)、ハードかつプログレッシヴな⑦など、名曲を多数含む。
自らの模倣ではない。原点回帰とはこういうアルバムを指すのだ。
violineありきKANSAS、S.Walshのvo.、Jef Glixmanのプロデュース、1曲のみだがLivgren作の曲も収録。一目瞭然!役者が揃ったアルバムである。
I Can Fly、Freaks Of Natureは、まさに疾風怒涛。数々の古典をもつKANSASの名曲群に匹敵する内容であると思う。その他の曲にしても、いかにもKANSASらしい緊張と弛緩、激情と叙情いった二元性を同居させており、往年のKANSASの頃をいやが上でもオーバーラップさせてくれる。そして、KANSAS自身その意図をはっきりと主張していると感じさせてくれます。
やまねこ 2001年10月15日(月)13時54分
1.3.5.9.がスキ...
頭の2曲が素晴らしい! あとは"Hope Once Again"か。
現役バンドであることを印象付けた1枚です。
↑どこがダレるの?意味わかりません。スリリングさと叙情性、優れた楽曲のキャッチーさと複雑な演奏を事も無げにこなす見事さ・・・素晴らしい!このバイオリンの調べといい鉄壁のリズム隊といい、艶やかなギター、そしてスティーヴの衰えないヴォーカル・・全盛期にも劣らない名作です。この後のカンサスは僕は知らないんだけど、賛否両論あるみたいですね。