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SOMEWHERE TO ELSEWHERE / KANSAS
2000年発表。完全復活アルバム。ここでオリジナルメンバーが勢揃いした。
なにはともあれ1曲目の「Icarus Ⅱ」。このアルバムが持つ魅力の全てが、この一曲に集約されている。
「Icarus Ⅱ」は、3rdアルバム『MASQUE』に収録されている名曲「Icarus・Borne On Wings of Steel」の続編ともいうべき作品。一曲目にこれを配したのは、彼らの決意表明とも受け取れる。「これが俺達だ。俺達の音楽だ」
全体を通して聴くと少しおとなしい印象を受ける。しかし"美しさ"に着目すると、こんなに優雅で美しい作品は彼らの全カタログ中でも随一といえよう。名作。
ぜひ次作もこのメンバーで・・・
Icarus II、The Coming Done、Miriad、Bizantium。。。イントロから美しい曲である。
しかし、ただ美しいだけでない。
Icarus IIの中間部、Grand Fun Alley、Not Ona Bigのヘヴィなguitarのリフ、
繊細なviolineのフレーズ、そしてきらびやかなkeyboardの同居する空間にも
KANSASを聴く時の心地よさを感じてしまう。
全曲、Kerry Livgrenである。彼のセンスの良さにはただ頭が下がる。
名作である。
オリジナルメンバーが集結したのがウリであったが、個人的にはイマイチでした。
あまり心に残る曲がなかったので…。
これは良い作品だ。特に一曲目「Icarus Ⅱ」は彼らの中でもかなりの名曲。
70年代KANSASのファンなら楽しめるだろう。
ただ、ラスト2曲が弱いので名作とは言えないな。佳作。