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MONOLITH / KANSAS
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79年発表。全米10位。
本作は、KANSASのターニング・ポイント的なアルバムとして位置付けられる。
まず、若干のサウンド・テイストの違いが明確に聴きとれる。簡単に言ってしまうと、音の厚みが狭くなっているのだ。そのため、guitar、keyboards、violineが個別に目立つような音創りになっている。明らかにLEFTOVERTURE、POINT OF KNOW RETURNの路線と異なる音の質感であり、異和感を感じてしまう。
と言っても、KANSASらしい叙情豊かな曲は、音の質感こそ違えども変わってない。The Other Side、Angel Was Fallen、A Glimpse Of Home、Reason To Beは、その代表と言える。逆に言うと、この叙情性が損なわれてなかったことが、KANSASの変貌振りを隠したとも思える。この微妙な奮因気が本作の魅力であると思う。結果的には、People Of South Windのシングルも生まれ、本作は成功作となったのだし。KANSASの変貌は、続くAUDIO VISIONで更なる邁進を遂げる。
やまねこ 2001年8月21日(火)18時36分

良いアルバムです。①が特に良く、後は平均して点が高い感じかな。
ライキチ 2003年5月27日(火)0時40分

1曲目、何度聴いてもサビメロには涙します。どれも良い曲が詰まってます。
KILLERQUEEN 2003年8月19日(火)20時30分

やはり1曲目のON THE OTHER SIDEが郡を抜いて素晴らしい出来ですね。
この曲のインパクトが強烈なだけに後の曲がまあまあの曲に聴こえちゃうのが難点かな。(笑
銘菓ひよこ 2003年12月17日(水)1時33分

全米チャート最高第10位にランクインを果たし、一般的に、KANSAS黄金時代最後の作品とされる、
'79年発表の7thアルバム。(邦題は『モノリスの謎』)
コンセプト・アルバムというアイデアや、プログレッシブ・ロック然としたファンタジックなジャケット・アートワークに
反して、前作『POINT OF NO RETURN』よりも一層歌モノ化に拍車が掛かった内容に仕上がっている本作。
大作主義は更に薄まり、楽曲もコンパクトにまとめられているが、相変わらず細部に至るまで綿密に練り込まれた曲展開や
アレンジの数々、そして、フックに富むキャッチーなメロディ作りのセンスに全く鈍りが見られないため、
それもマイナスにはなっていない。というか寧ろポップになった分、メロディの素晴しさが益々引き立った印象すらある。
特に、スティーヴ・ウォルシュが情感豊かに歌い上げる泣きメロが、じんわりと胸に沁みる①と、軽快さの中から
一抹の寂寥感が滲み出す(歌詞も秀逸な)②という本編OPの2連発は、その成果とでも言うべき名曲たち。
また一方で、美しく劇的な③、一際ハード&ダイナミックな④、終盤に向けてドラマティックに盛り上がっていく
⑤のような、プログレ的な味わいが濃厚に感じられるタイプの楽曲も収録。従来の音楽性への目配せも抜かりなく、
新旧のファンの期待に見事に応えた内容に仕上がっている。ま、要するにこれもKANSASならではの名盤っつーことですね。
火薬バカ一代 2008年12月21日(日)0時20分

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