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LIVE AT THE WHISKY / KANSAS
'94年発表。ライヴ盤。
当然、曲目などは名ライヴ盤『TWO FOR THE SHOW』とだぶる物が多く、往年のオリジナルメンバー達の名演と比較すると、若干見劣りがすることもしょうがないことだろう。
だがしかし。本アルバム発表当時のKANSASは、「おいおい、まだいたのかよ」とでも言われるような存在であった。バンドのキャリアは死んだと思われ、正真正銘のダイナソーバンドと思われていた。
そんな中、個人的にはリリースして活動状況を知らせてくれただけでも非常に嬉しかった一枚。
当時は現在のような状況など、夢に見ることすら叶わなかった。本当に。夢のようだよ今は。
発売当時、『TWO FOR THE SHOW』とだぶる曲が多く、購入にためらったのを憶えている。しかし、当然演奏順が違うので同じ曲でも新鮮に聴こえる部分もある。Voの衰えは否めないが、今は購入してよかったと素直に思える。そんなアルバムだ。
steveの声が枯れてたっていいと思います。例えば[H0ld On]なんてこっちの方が断然いいと思います。声が枯れたのではなく、味わいが深まったということ(盲目的ではありますが)。やっぱりsteveの声は存在感が違います。カンサスの曲には欠かせません。
"Miracles Out Of Nowhere"の激しさとスリリングさに悶絶! 数年後、ライヴで体験してまた悶絶しました。
このアルバムのメンバーだと思っていたら、R・スタインハートが復帰していて「このオッサン、誰や?」状態でしたが。
圧倒的なアンサンブル!
一曲目からの滑り出しが凄い!
これは一発で引き込まれる。
ヴァイオリンの演奏がかっこいい。
ライブ・アルバムとしては臨場感があるし、ドライブで聴いてもなかなか気持ちの良いアルバム。