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AGENT PROVOCATEUR / FOREIGNER
このアルバムの3曲目(NO1HIT曲)FOREIGNERは軟弱になったって言われているけどトータルで見るとかなりヘヴィなやつも入っていて飽きさせないです。1、5、6、10曲目の超ヘヴィな曲は彼らのヘヴィな面を充分に堪能できます。トータルバランスが非常にいいです。
Tooth And Neilのオープニングは、ヘヴィでカッコイイですね。
Love In Vein、That Was Yesterdayなどのメロディアスな曲もいいけど、
HR路線も充実してます。哀愁漂う曲の中に、Raaction to Action、
She's Toughなんかがあると、聴き手も満足です。
FOREIGNERは、偉大なバンドだった。。。
アルバムとしての評価基準を考えた場合、ただ単に有名な曲が入っているということで名盤と評価されるものと、アルバム全体としての選曲、曲の流れ、トータルバランスとしての完成度を評価するならこの作品は後者に該当するのではないかと思う。
②や③のようなヒット曲は入ってはいるが、その他の曲のバランス、選曲が絶妙である。
起承転結もはっきりしており高い完成度を誇る。
売れ線になったとも言われ、実際、大ヒットを記録したアルバムだが、「TOOTH AND NAIL」、「REACTION TO ACTION」、「STRANGER IN MY OWN HOUSE」、「SHE'S TOO TOUGH」といったガッツのきいたロック・ナンバーもしっかり収録されている。
ポップな音作りの「THAT WAS YESTERDAY」や全米1位を記録した感動のバラード「I WANT TO KNOW WHAT LOVE IS」の印象が強いためにそのような印象を与えるのかもしれないが、この2曲はロックという分野を超えた素晴らしい名曲であると信じて疑わない。
何と言ってもオープニングの「TOOTH AND NAIL」!!!まじへヴィでダイナミックでかっちょいいよ。ルーグラムのソウルフルな歌唱が冴えまくってる。もちろん、他にも大ヒットしたあのバラードとか名曲、良い曲いっぱいの名盤。「4」なんかよりもずっと好きだな、個人的には。
「4」まで、フォリナーは
ひたすら
やんちゃで調子こいて
遊びまくりました。
が、このアルバムで彼らは変わります。
本作でのフォリナーは
ワイルドなハードロック基調でありながらも、
明るさや派手さを強調した
キラキラとしたアメリカンHRバンドといった所でしょうか。
もしかしたら
当時はL.A.メタルが大ブームだったので、
となれば....
その影響があるとして
ラットやトゥイステッド・シスターなんかのヘアーメタル的HRという感覚も
感じなくはないですよね。
まぁ、エネルギッシュでワイルドなハードロックではありながらも
派手で華やかな明るいスタイル/サウンドになったというわけかな?
バラードの"That Was Yesterday"・"I Want To Know What Love Is"がいい。
そして、他の曲はグルーヴィでソウルフルでけっこうHRしてて、これもいい。
要はいいアルバムだっていうことよ\(^o^)/
前作までのロックンロール路線はあまり好きじゃなかったので、このアルバムからは
好きです。産業ロックしていて、メロディアスだし、バラードも哀愁があり、良い。
音質も、この頃から、格段に良くなっている。ルーのボーカルも成長が見られる。
Mrムーンライトも良いが、この作品が最高傑作だと思う。
名バラードが2曲も入っているし、全体的に捨て曲が無い。
ジャケは安っぽいのが、難点だが、そこは産業ロックらしい。
レインボーも、この頃、真似をしているとか話題になった。