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HYDRA / TOTO
コーマシャル性が後退してしまった職人気質的アルバム。
ダークな曲調が目立つし。。。前作のAngelaを継承した路線ですね。
でも、イイですね。ちょっとプログレ的なのが。
Hydraは、まさにそれです。
TOTOは、本作のような路線に二度と振り返らなかったけど、
個人的には好きでした。残念。
やまねこ 2001年10月17日(水)12時39分
わたしはこのアルバムかなり好きでした。ちょっと暗くてハードなところが。
79年発表の2nd。
全体に翳りがあり叙情的な作品。それでいてポップの本質は外していない。
1st以上にバンドとしてのまとまりを意識しており、各パートが競い合うことなくカッチリとした構成のよく練られた作品を提示している。
バランスのいい調和の取れたアルバム。
83P
自分の中ではTOTOの最高傑作。思いっきりHRしているしバカテクミュージシャンが思いっきりタイトな演奏している、彼らの中では完全に近い。楽曲のよさも素晴らしいALL US BOYS, WHITE SISTERで躍動し99、SECRET LOVEで泣け!
1stがバンドの方向性を探るべく楽曲それぞれの充実度をはかったかのような作品だった反面、
次作にあたる本作ではアルバムとしての完成度をはかったのではないかと思えるような、
全編通じてのトータル感に優れた感があるコンセプチュアルな作品だと思う。
確かに個々の楽曲は、演奏もタイトで「地味」なのはいた仕方の無いところだが、
全体のプロローグのような1)、名バラードの3)やアッパーな5)といった
佳曲がフックになって、全体を飽きることなくまとめ上げる効果を発揮し、
全曲通じて感じられるある種の「ネガティヴ」さが、かえって「美しさ」を放っているようでもある。
79年発表、TOTOの2ndアルバム。
剣を持ったアルバムジャケットの男性が、何だかリッチーブラックモアっぽい。誰?
TOTOといえば何かと1stと4thばかり賞賛されてますが、本作も例に漏れず最高であるぞえ。
ちょっと前にやった25周年記念ライブでは、何故か本作からは1曲程度しか披露されなかった...。何と「99」すら演らなかったのであります。TOTOのメンバーもそんなに「HYDRA」に思い入れないってことかなぁ?それだって「99」くらい演って欲しかった。半ばそれが目当てで行ったのにぃ(T.T)!!まあ取り敢えずわたしはTOTOの中では一番好きなアルバムです。
まず何といっても至極のバラード「99」。こんなに切なくセンスのあるバラードなんてそうはない。TOTOの中では一番好きな曲です。これは死ぬまで聴きたい。そして伝説をモチーフにしたドラマティックな「HYDRA」と「ST.GEORGE AND THE DRAGON」。元気いっぱいでルカサーの伸びやかなギターが最高にイカしてる「ALL US BOYS」。この曲は「99」同様凄くお気に入り。...と幾つか抜粋しましたが、捨て曲は一切ありません。
アダルトチックな魅力を持った名盤「HYDRA」、一つよろしくね♪
タイトル、ジャケット(剣を持つ男はスティーヴ・ポーカロ)と翳りのある楽曲が見事な均衡を保っている。所謂ポピュラーミュジックではなくハードロックを志向するバンドであることを自ら表明した位置付けである重要なアルバム。当時、「99」が某音響メーカーのCMで使われた(メンバーが全員白いスーツを着て演奏してた)ことが記憶に残る。TOTOⅣでうまく軌道修正してバンドとしては成功したが、自分としてはこのアルバムが彼らのベストであると確信する。高校生であった自分は文字通り擦り切れるまでレコードにかじりついたものだ。
初めて聴いたときは何だか不思議な感じがしたが、聴けば聴くほどハマってしまった。
ドラマ性と人の内面を表したような悲哀。
今のTOTOは作らない(作れない・・・作れこのやろ〜!)アルバム。
TOTOのレビュー意外と少ないのね・・・。
個人的にはコレが一番おきにです。
中身については、皆さんの言う通りで、新しい切り口は御座いませんが、当時HRしか聞かなかったこのボクに、アメリカのメジャー音楽に触れさせてくれたのが、この方々でした。以後、ウィリー・ネルソンからモーターヘッドまでの幅広い音楽性を持たせてくれたのもこの方々で御座いました。
ただ、3回程ライブ見に行きましたが、頼みますからライブでAll us boyやってくださいな。アンコールかラストでやったら、バンザーイバンザーイの大満足で帰れるのですが・・・。
ジャケットの雰囲気が見事に音に表れていると思います。
バカテク集団がその技術を、派手に見せるのではなく、あくまでポップという範疇で存分に発揮した力作だと思います。
特にトップのタイトル曲はそれが顕著で、7分半の中にちょくちょくテクを見せながらしかしとても自然に聞こえるという、殆ど神の域に達っしている代表曲です。「St. George And The Dragon」も日本でヒットしただけあってメロディアスで、そしてヒロイックな感覚に溢れています。そして続く「99」と「Lorraine」は悲しくも美しいバラードです。とても都会的で、聞いているだけで失恋した後に一人酒場にて焼け酒を喰らっている気持ちにさせてくれます(笑)。「All Us Boys」は一転楽しいロックンロール。そして「White Sister」はルークのギターが全面に押し出されたTOT流HMです!!!。
華やかさでは1stや4thには劣りますが、美しさや憂いといった面ではこの作品に軍配が上がります。玄人向けの細やかなアレンジが隠れているのもニクイ。
タイトルチューンのHydra素晴らしいっすね。
一発録音でミストーンも入ってるのはご愛敬だけど、それでも十分。
あと皆さんも言ってる通り、渋いバラード99も大好きです。
アルバム後半(当時B面)の作品群も「渋さ」という面においては光ってますしね。
最近は70分オーバーのCDで、同じ曲のバージョン違いなどもある世の中ですが、
40数分にたくさんの要素を詰め込んで完成度の高さを見せたこういうアルバムは大好きです。
もう超名盤!!とにかく渋い!カッコよすぎ。まさにジャケの通り。あー渋い!かっこいいーーー!(これしかいいようがない)
A-1〜2.3への曲の流れは無敵ですな〜 アメリカのバンドで欧州を意識した作品
これがまた見事にはまっております 個人的には「MAMA」のルカサー泣きの入魂G炸裂が
サイコー ホワイトシスターでのドライヴィング感 まさに見事
名曲を含む1枚目・4枚は注目されますが アルバム全体での評価では2枚目です。
ルカサー派としては、この頃の彼の弾きまくり方が忘れられません。アルバム全体を通しても
壮大な曲、キャッチィな曲、バラード、メタリックな曲とバラエティに富んだ構成になってお
り、聴きどころ満載です。HM系としてはタイトル曲や「WHITE SISTER」がいち
押しで、特に後者に於ける激情のプレイには胸が熱くなるんだよなぁ...、懐かしいぜよ!
メタル一直線で許容範囲が狭かった時期、TOTOの良さが理解できず、あまり好きになれませんでした。退屈で、途中で眠っちゃうよって感じで。
それがまあ数年経ってから聴き返したら、何てかっこいいバンドなんだろう!と、いきなりファンになってしまいました。
そうやって、今も価値が解らないでいる素晴らしい音楽が、まだまだ周りにたくさんあるんだろうなぁと、色々考えさせてくれた、思い出深いバンドであり、アルバムです。
最初から最後まで気に入っていますが、特に(1)「HYDRA」と(3)「99」は、何度聴いても感動してしまう名曲です。
このアルバムの魅力は。やはりジェフとハンゲイトのリズム隊でなければ成立しないといっても過言ではない。
無論彼ら以外の4人も重要。説明するのはめんどいので、アルバム聴いてください(笑)。
でもこれ聞けばDハンゲイトのすごさがわかる。
このアルバムで本格的にTOTOのファンになりました。皆さん指摘しているように①から③にかけての構成は鳥肌モノです。①のコーラスはメンバーが蛇の声を必死に真似ている情景が想像されて微笑ましい(曲自体は超カッコイイんですけどね)。ポップスアレルギーでプログレ狂いの友人が唯一気に入ってくれたアルバムです。
今久しぶりに聴いてます。いや〜やっぱTOTOで一番好きなアルバムでし!
だってこれ、要らない曲ないでしょ