- 1. 火薬バカ一代 2008年5月10日(土)9時49分
- '84年、西ドイツはヴェルバートにて結成。レミー(Vo、G)、スタッケル(G)、ヴァルディ(B)、そしてアトミック・シュタイフ(Ds)という
ラインナップで活動を開始。初期の頃はMORTORHEADの影響下にある音楽を演っていたが、その後、徐々にスラッシュ路線へと移行。 '85年制作の『DEAD CITY DEMO'85』『VELBERT DEAD CITY』と、'86年制作の『DEAD CITY-THE NIGHT』という3本のデモ・テープが評判を呼び、 噂を聞き付けたROADRUNNER RECORDSとレコード契約を結ぶ。 デビュー作のレコーディング直前に、アトミック・シュタイフが脱退するというアクシデントに見舞われるも (彼はその後LIVING DEATHへと参加)、後任にユルゲン・ヒレブランドを加入させ事なきを得る。 この時、残された難易度の高いドラム・パートをこなすため、アトミックがレコーディング作業に 付きっ切りでユルゲンにアドバイスを送ったという、ちょっと良いエピソードあり。 そんなこんなで完成した1st『ASSAULT OF TOMORROW』は、'87年にリリース。(ちなみにプロデューサーは名手カレ・トラップ) タイトに畳み掛けるリズムと、切れ味の鋭いツインGが猛然と疾駆する、如何にもジャーマン・スラッシュ・メタルらしい猛々しいサウンドが 好評を博し、バンドはLIVING DEATH、SODOM、ASSASIN、DEATHROWなんかと積極的にドイツ国内をツアーして回るも、'89年に解散。 リーダーのレミーは、その後、SACRED CHAOに参加した事で知られる。
|