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CANTA

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TONIGHT3(シングル) 収録曲
悲しき絆創膏(バンソウコウ)この曲について発言
・音だけを聴く分には軽快なロックナンバー。ギターにせよベースにせよ、今までのCANTAとは少し毛色が違うカンジでドラムもポップなリズムなので、聴き様によってはパンクっぽいかなという印象を受けました。LUKEの歌が若干聴き取りづらいかな?ライヴでは充分通る声だったので、よくわかりませんが録音機材の関係かも。

・が、もちろん歌詞の内容はピリリと辛く、ヘヴィです。さすがCANTA。そんじょそこいらのバンドには書けないと思います。

・以下、僕の妄想も含めて。

・「絆を創る膏薬」と書いてバンソウコウ、と読むとするならば・・・という歌。他人サマとの関係を埋め、スムーズにオツキアイするために使うアイテムを、LUKEは絆創膏であると説きます。応急処置的な医療品として使われるというイメージが僕の中では強いのですが、そういう意味合いも含んでいる様に感じます。ホンネを隠し、自分に嘘ついて、その他大勢に良いカオして付き合っていくなんて、マトモな神経の人の耐えられるものではありません。最初の内は平気かも知れませんが、どっかで抑えつけているものを放さないとどうにかなっちまいますよ。

『♪耐えらんないほど耐えているのがフツーでしょ・・・?』

・バンソウコウって、何日か経つと周りがクロくなってきてすんごい臭くなりますよねぇ(汗)。そういうモノなんでしょうけれども・・・。どうにもこうにもやる方が無くなってきて、メッタメタになって、「なにやってんだろ・・・」って気持ちになる。そんなふうになった自分を助けてくれるのは「やさしさ」だ、とLUKEは言っています。この概念はちょっと難しくて僕には解らないのですが、そこに行きつくまでの・・・・他人にも自分にも嘘をついて欺瞞じみた生き方をしている自分のキズを埋めるモノ。それが、一時的にしか機能しない「悲しき絆創膏」なのです。

『♪とめどない孤独感と、笑われる恐怖心と、分かち合えない悲しみも見せず、崩れた自尊心がやさしさに触れるまで、それを隠す笑顔は、ユーモアの悲しき絆創膏』
カッコいい/ロックンロール/ポップ/日本
★★
ばい(by)