- 1. 火薬バカ一代 2008年1月6日(日)19時33分
- 同郷の先輩バンド、CELTIC FROSTからの影響を感じさせるスラッシュ・メタルをプレイしていたCARRION出身の
V.O.パルヴァー(G)とアンドレ・グリーダー(Vo)が中心となって、スイスはバーゼルにて'87年に結成。 2ndデモのプロデュースをシュミーアが担当するなど、スイス/ドイツの国境を挟んで、ご近所だった縁からDESTRUCTIONとは 親交が深く、シュミーア脱退後のDESTRUCTIONのアルバム『CRACKED BRAIN』にアンドレが参加したことから (V.O.の方にも加入要請はあったらしい)、日本でもその名が知られるようになった。 小型DESTRUCTIONと評される事が多かった彼らだが、歌えるVoと、構築美を感じさせるGを擁したサウンドは DESTRUCTIONよりもかなりメロディアスでキャッチー。時にベイエリア・スラッシュを思わせる場面も多く、 ザクザクと刻まれるリフと、小気味良い疾走感が生み出す痛快さがその持ち味。 '89年に1st『DEPRESSION』、'91年に2nd『BEHIND THE MASK』、'92年に3rd『NOTHING LASTS FOREVER』と、確実に 成長の跡の伺える内容のアルバムを発表して、順調に活動を続けていたように思われたが、3rdを最後に解散。 リーダーのV.O.は、その後、ヘヴィ・ロック・バンドGURDを結成し、現在も活動中・・・の筈。
|